5月に入ってから、日記は朔太郎(仮)育児日記になっていますが、 いいじゃない。 たった2週間で、乳児は幼稚園児になってしまったのだもの。 本日とうとう自分で育児籠から出てきちゃうようになってしまったんだもの。 これで、寝るとき以外でジジイがいないときは安全のため、ケージに入れなければならなくなってしまった。 ざびじい・・・
しかし、朔太郎(仮)の生えそろってきた羽の色を見ると、なんとも複雑な混ざり具合に感嘆すると共に不思議な気持ちがします。 どうして世界は生き物にこんなに多様な色彩をもたせたんだろう。
サクちゃんは大人になるともう少し鮮やかな色になると思うんだけど、 タイガーチェリーという種はもともと尾のブルーハワイのような色以外は、 コザクラの原種のジャングルのオウムのような鮮やかな色合いと違い、 黄と抹茶と橙、があちこちグラデーションになった 和菓子ちっくな色合いなのです。 ほとんど同じ種で色変わりのブルーチェーリーなんかは、 沈んだ浅黄色と群青と白黒の色合いで、 これらは色変わりの基本で、最近は掛け合わせて もっと珍しい、顔が白いのやカナリアみたいに黄色いがメインの子や、 ラベンダーや菫色の羽をもつ仲間もいます。 みんな一色でなく、頭 腹 背 羽 顔 尾 と何色もの色づかい。
もう、みんな同じじゃツマンナイからキレイな方がいいでしょ、って理由しか思いつかない。 しかも色の取り合わせのセンスばつぐん。 遺伝子ってやっぱり意思があるんじゃないだろうか。
もう一つ毎日これも感心しつつ不思議な気持ちになるのは、 サクちゃんは鳥だからあたりまえに、手がないのです。 鳥類はほかの生き物のように手を使って何かするということをすべて捨てて、 飛ぶということを選んだんですね。 手の変わりに身の回りのほとんどのことをこなしているのは、嘴と舌です。 周りにあるもの これは何なのか を確かめるのも啄ばんで齧って舐めてみる。 身体を清潔に保つのも嘴と舌。 足だけで体重をささえられないような体勢をとるときも、嘴でしっかりなにかにつかまってからする。 それから長時間サクちゃんを見ていて分かったのですが、 遊びも嘴と舌でするのです。 小さくて硬いもの、服についたビーズやボタン、ブレスレットの鎖をいつまでも齧ったり 舐めたりしているのは たぶん触感が気持ちよくて楽しいからでしょう。
それから目がいいことも分かります。 PCモニター上で動画が動くたびに首をふって映像を追いかけたり、 一番かわいいのはカーソルを追いかけて齧ろうとしていることです。
体長15cmにみたない小さな生き物 サクちゃん。 飼ってしまったからには、飛ぶという鳥の一番の本能はどうしても押さえつけてしまうけど、 部屋のなかでは好きにしていいのよ。
これで過去何度、窓から逃がしてしまい泣きながら町を探し回ったことでしょう。 しかし、今回は 網戸! を家族の合言葉として徹底します。
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