あれからもう一月たったなんて思えない。 しかし 今日は盛大にゆれました。 プレートさん、1ヶ月記念なんて空気読まなくていいから。 あ、また揺れている。
今日はコンタクトを新しくするため池袋へ行きました。 平日でしたが池袋はあいかわらずの人出。 サンシャイン通りへの交差点も地震前と変わらない混みようでした。 オタクなまんが専門店もね。 宮城県のアンテナショップもお客さんがたくさんでした。 笹カマボコとずんだ餅を買いました。
少し前にネットで、 原発がまだこんな状態なのに、TVバラエティーを見て笑ったり、 普通に仕事して子供を学校にいかせている東京人はおかしい 理解不能 といったニュアンスの海外ブログ(フランスだったかな)を読みました。 自室のネットが繋がってすっかり地震速報以外はTVを見なくなっているので、 どんだけ民放でくだらないバラエティーをやっているのか分かりませんが、 わたしだって、マンガ読んだり コージーミステリーで暢気な殺人事件を読んだり、 動画サイトで懐かしのアニソンを見て一緒に歌ったりしている。 ガン患者だって一日中、自分の病気のことを考えているわけじゃない。 そんなのやってられない。 でも誰もが一日中、現実から逃避しているわけじゃない。
ほとんどの日本人は、逃げるところなんかどこにもない。 一千万の東京人や、もっと多くの関東の人間がどこに逃げるの。 九州? 四国? 海外? ここにいるしかないのだから、発表される数値を信じて 明日も、来年もその後も暮らしていくために、仕事をして 子供たちは学校へ行く。 どこがおかしいのか、理解できないのか分からない。 捻くれた見方をすれば海外ブログの文章の作者は、ある程度の日数、旧植民地にでも避難したり、 いっそ移住してでも仕事を続けたりできる立場のひとなのかもしれない。
ここにいるしかない よりむしろ ここにいたい。 どうしようもなくなるまでは。 今日もかなり雨が降ったので、明日の数値はまた上がるでしょう。 海の向こうの半島では、雨が降ると学校を休みにしたり 家から一歩もでないひともいるというニュースも見ました。 離れているからより不安で、マスコミも煽っているのでしょう。 今日の夕方、池袋からの帰りに雨に降られて、 私はさすがに傘を買いましたが、 ずぶぬれでバスに乗ってくるひともたくさんいました。 これも海外の人から見ると、信じられないことかもしれない。 でも、家に帰ったらシャワーを浴びて服を着替えればいい、 という数値を信じることができなければ 鉛のシェルターの中に飢え死にするまで閉じこもっているしかない。
みんな盲目的に、大本営発表を信じているわけじゃない。 何を信じるかは自分で選ぶしかない。 より楽天的なものを信じたいひとが沢山いるからといって、 その人たちが愚かなわけではないし、 悲観的な最悪なことを信じるひとたちが、理性的で利口なわけでもないし、 また愚かなわけでもない。
ほんとうは、わたしだって怖い。 よく明け方に、新聞の一面見出しに、 『1号機が爆発』 と書いてある夢をみて、しばらくするうちに これは夢だ と分かっても、 目を覚まして、TVをつけてみたら本当かもしれないと 起き上がるのが嫌で、布団の中でグズグズしていることがある。 大きな余震がおこるたびに、自分の家やオフィスが壊れる心配はしなくても、 津波は、原発は、とそればかりが気になる。 そしてTVをつける。 今ところ一番情報が早いのはやっぱりTVだから。 でも速報をみて、しばらくして消す。 そして他のこと 仕事 家事 日常のこと 趣味 読書 をまた始める。 そうじゃなきゃ人生なんてやってられない。
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