図書館が再開されたよ。 とても嬉しい。予約していた本も入荷していた。 節電のため、当分は13〜17時まで。 今日は閉館時間を知らなかったので、17時ぎりぎりに行ったため、 じっくり本を選べず、さっき流し読みしたら2/3がはずれだった。 すこし前から思っていたのだけれど、 いわゆる学者さんが書いた、学術書ではない文明論とか文化論とか一般向けの教養書って、ほとんどクズだ。 よっぽどの古典や複合的な教養の持ち主でないかぎり、結局はお勉強バカから狭い専門分野の世界へのエスカレター組だし、 ほとんどの人が実業の世界を知らない。 専門分野を極めたひとからみる世の中の動き ってことで今でも需要があるんだろうけど、 ある程度年齢を重ねてみれば、 世の中ってあんたがいうようなことだけじゃないし、 どうせ専門の中のことしか実感を持って書くことはできないんだから、 もっと我田引水でひらきなおればいいのに、 変に 人間とは 社会とは 男女とは 情報とは とか大風呂敷をひろげたがるけど長年考察してきたんじゃないでしょ、 あんたの価値観でしょ、と言いたくなる。 比較だいすきみたいだけど、それぞれの違いのそれぞれの価値を見出すより、 批評のために比較対象を持ち出すことが多いし、 執筆時の世の中の表層の動きをすぐ書いちゃうから、 実際きょう借りた1993年初版の本は、例として持ち出した現象が 2011年の今となってはもう腐っているというか枯れている。 文章力が貧弱で言葉の選び方が雑なひとも多い。
あ〜 悔しいので、あしたはじっくり時間をかけて本を選んできます。
痛いほど選び抜かれた、このフレーズ この単語でなきゃだめだったんだよね、という文章。 なんという 想像力と構成力 という物語る力。 長く深い考察と対象への愛。
子供のころから本の虫で、目の前の文章はとにかく読んできたけれど、 もう最大限残された時間も見えてきたし、 古典から今日発売された新刊まで、 いろいろなジャンルで、本当の作家が書いた本をクズ本の中からみつけだす。 まあ好みや信条の違いはありますが、臭いと思ったら読むのやめる。 むかしは、もったいないと思ってイヤイヤ最後まで読んで、 死ね と叫んで、破いてゴミ箱に放り込んだりしていた。 若かった。
学校がはじまったら被災地にもたくさん本が送られるといいな。 すばらしい絵本や物語、ノンフィクションや学術書には、 心を現実からはるか遠くへ跳躍させる力がある。 本からもどってきた時には、 今の自分とは違う、知らなかった ひと・生き物・世界・価値感 への想像力とシンパシーと寛容を養ってくれると信じているから。
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