痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2011年01月05日(水)  逆転

ずっと前から気になっていた

エイエイオー

という掛け声の語源はなんだろう、とググッたらあっという間に分かってしまった。
つまらん。
ものごとがすぐ分かってしまうのはつまらん。
なにかインディアンとの繋がりというかポリネシアとの繋がりとか勝手に古代ロマン溢れるものを想像していた。
曳曳 応   と漢字でした。
戦国ロマンでした。
あとは自分でググってください。
応!
と書くと、ああ呼びかけにこたえる声だとすぐ分かりますね。

もうひとつ気になっている言葉は、
「いつもにまして」
『何時にもまして』
の誤用だと思うのだけれど、ブログや若い人の記事ではこちらが目立つようになりました。
そのうち これもありになるのかな。
単純にパッと分かる言葉の並べ方なので、こちらがそのうち主流になっちゃうのかな。


これで終わろうと思ったけど 逆転で思い出したことがありました。
十数年前にトルコに行ったとき、
そこではわたくしは観光レストランのショーでガイジンベリーダンス大会に無理やり出場させられ金メダルをもらったり、
ホテルのドアボーイさんが部屋までやってきてバラの花を一輪くれたり、
もう今は(当時も)入っちゃいけない 世界遺産パムッカレの温泉に
(トルコのひとが)いいから入っちゃえ と言ってくれて夕日に真っ赤に染まった純白の棚田の温泉に入ったり、
とにかく、旅行客に親切 女性に優しい 日本人に好意的 な旅していて非常に楽しい国だったのですが、

イスタンブールのガラタ橋のあたりでお茶していた時に、
その辺にいた英語の話せるひとが、
「日本人かい?」 と聞いてきました。
YES と答えると、
「そうか、あの店の前の男性を見て。アーモンドのような目をしている。君たちによく似ているだろう」
と言うので見てみると、黒髪黒目でホリの浅い薄い顔立ち、目が一重でまさに東アジア系モンゴロイドという顔のひとが居ました。 
ほんとうだねー と顔をもどすと話しかけてきたひとはまさにトルコ人といった濃い顔をニコニコさせて、

「ずっと昔かれらが東からここにやってきてトルコという国ができたんだ。その後でいろんな血が混じったのが俺たちだ。でも彼らのような人々がほんもののトルコ人なんだよ」

私はびっくりしました。そして旅行中にトルコ人からちょくちょく言われた
トルコと日本は兄弟だよ、ずっと昔に東と西に分かれたけど兄弟だよ、
という言葉が理解できました。
トルコの人々の濃い顔、しっかりした体躯、とくにイスタンブールはほとんど白人と同じ見た目の金髪や青い目のひとも多かったので全くピンとこなかったのですが、
彼らが建国のルーツをアーモンドの目(スペインやイタリアでも言われますが東洋人の目を彼らはこう表現するのが好きみたいです)
の民族だと考えているのならそれも頷けます。
なにより驚いたのが、それまで私はヨーロッパにしか行ったことがなかったので、
そこに住む人々は 背が高く 鼻が高く 眼窩がくぼんでいてほりが深く、青や緑や灰色の目をしていたりする全然違う人種で、
興味本位でこちらを見たり、話しかけたりはしても基本的にはまあ
遠いところに住む小さくてみんな黒髪でまあ黄色いといえば黄色い自分たちとはぜんぜん違う人種
と差別されないまでも、そんな認識でいると感じたものです。
それがトルコでは見た目は白人(肌はやや浅黒い人が多いです)のようなのに、
私たちのような見た目の民族が自分たちのオリジナルだと言って、
その言葉には敬意のようなものを感じたのでびっくりし、世界観の逆転を感じたのです。



日本トルコ兄弟説は、
日本人の遺伝子は北方古モンゴロイド系を引き継いでいるらしく同系を持つのは今はチベット山岳民族と中近東だけみたいだからちょっと怪しいですね。
トルコへのモンゴロイドの移動はもっと後で、もっと数の多い大陸の南方系東アジア蒙古じゃないのかな。


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