本日、お葬式にもっていく黒いバッグ問題が解決しました。 いつものようにスクーターで風のように東京下町を走り抜けていましたら、 目線の隅に、なんだか黒いものがひっかかりました。 その先の信号で、2段階右折をしなければならなかった私は、 そこが大きな5叉路の交差点で、一度信号の変わり目を逃すと、微妙に車に突っ込んでこられそうな位置でずっと次の青信号を待たなければならず、 後ろ髪ひかれたのですが、一旦は先に進みました。 が、一台のトラックが左折でひっかかりわたしは中途で待つことになりました。 一度はウィンカーをつけ、交差点の真ん中で待つわたくし。 が、後方からは未だなにかが私を呼んでいる。 えいやっ! とスクーターを歩道にもどし、長い信号を待って徒歩で数十メートル戻るわたくし。
そこは一軒のリサイクルショップでした。 そして目の隅にひっかっかった黒いものは、 どう見ても昭和五十年代風の、中古の黒い皮のハンドバッグでした。 はっきりいって、少し色やメッキがあせている部分もある。 決しておしゃれな感じではない。 でも、そのぷっくらとギャザーの入ったフォルム。 がま口型の口金ののさめた黒メッキの色とほんの少しの細工。 全体の大きさと、2本の持ち手の長さ。
なんだか私が葬式バッグにもとめるすべてがいい感じにそのひと品におさまっていたのです。 値札には三度の値下げにより、(たぶん)最終価格 500円 の文字。
購入です。
この先、私は自分の葬式まで、このバッグで友人・知人の葬儀を乗りきっていきます。 なにか、人生の大きな問題の一つがクリアされたような清々しい気持ちです。
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