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エーサン小咄
2005年06月20日(月)

ちょいとヤボ用で仙台まで行って来ました。

帰って今日、休む間もなく会社へ。
相当佳境に入っている仕事を置いて出かけたのはやはりちょっと無理がありました。
ヘロヘロで帰って来て、前後不覚のまま仮眠。こんな時間に目が覚めた(ただ今AM3:50)。
ここんとこサイトプチ放置で、ガブさん夏コミの原稿やってるのかしら、と思われてるかもしれませんが、これが一文字たりとも手を付けてない…。
マズイ…マズイよ…。
気ばかり焦ってますが、7月上旬にXデーを迎える今のこの仕事が終わらない事には、手を付ける心の余裕がありませんよ!いっぺんに二つの事ができないこの性格をなんとかしたいもんです。

そんなわけで、更新できなくて寂しいからネタフォルダから小咄一本。

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ぽかぽかと温かい日差しが降り注ぐ午後のひと時、さわやかな風に吹かれながら、サンジとエースは後方甲板でまったりとデート中だ。

どうやらログポースが示す次の島は、春島らしい。
気まぐれなグランドラインの気候も安定し、空にはカモメが舞っている。
明日あたりには島が見えてくるはずだと、ナミが言っていた。

「髪伸びたな、エース」
白くて細い指が、膝の上の黒髪を梳く。
エースはサンジの膝枕でご機嫌なネコみたいに転がって、今にも喉をゴロゴロとならさんばかりだ。
「床屋行ってるヒマも無くてさー。それでもサンジに会うからヒゲは剃ったんだぜー」
「うそ、ヒゲ生やしてたの?」
「生やしてたってーか、無精髭だけど」
目をくりんと見開いて真上から覗き込んでくるサンジにキスしたいなーとか思いながら、でもこの心地よい膝の引力には逆らいがたくて、心の中で小さな葛藤を繰り返しながら、エース半分上の空で返事を返す。
「…見たかった」
「いや、かーなりむさ苦しいぜ」
唇を尖らすサンジに苦笑すれば、「いや、結構似合うかもよ」なんて言いながら、今度は顎のあたりを指先でスリスリとくすぐられる。
甘やかされているような気分で、エースはサンジの手を握った。
「ねえ、髪切ってよ、サンジ」



「エースって結構ネコっ毛だよな」
ケープがわりにシーツを巻き付けて座るエースの前に膝立ちになって、サンジは意外に柔らかい髪を櫛で梳きながら切っていく。
シャキシャキと小気味いいはさみの音を聞きながら、エースは目を瞑って大人しくしている。
前髪を掻き上げたりサイドを持ち上げたり、首を斜にしたり真直ぐにしたりしながら、サンジは真剣な顔で仕上がりを見ている。
その顔があんまり可愛くて、いけないと思いつつもうっかりと悪戯な手がのびた。
「こら」
腰を引き寄せた手をペシ、と叩かれて、それでも離れずゆるく抱きついていたら、どうやらサンジは諦めたらしい。ほぼ真上から顔を見下ろしながら、布切れでエースの顔にかかった毛を払ってくれる。
「ほらエース、ちゃんと切れてるか見るから」
「なんか気持ちいいんだもん。サンジに髪弄ってもらってるの」
腹に顔をうずめるようにしたエースの声は、もう半分寝ているような声だ。
「ホラ、まっすぐしろって!ちょっとでいいから」
子供に言い聞かせる様に言って、サンジはクスクス笑いながら、エースを引きはがす。
ぱさぱさと前髪を手でさばいて、一歩下がって出来映えを確認する。
先程よりは数段こざっぱりとした様子に、サンジは満足そうに笑う。さっぱりとしたのはいいが、その顔は、おあずけをくらった犬みたいに相当情けない事になっているけれど。
「ん、出来上がり。おっとこまえになりました」
「ありがとうございました」
「いえいえ」
何故か二人して深々と頭を下げる。
「惚れ直した?」
「何言ってんの?」
ニヤリと笑うエースから呆れた様な顔でシーツを剥がすと、船縁から海に向かってバサリと髪を払う。青い空に真っ白なシーツと、それからキラキラと光る金の髪、白い肌。見ているだけで心がほんのりと暖かくなるようなそんな光景を目を細めて眺める。

「サァーンジ」
シーツを片付けようとするサンジの腕を取って、ずるずるとたぐり寄せる。「これ洗濯カゴに入れてくるだけだってば」なんて呆れた顔で言いながら、サンジはそれでも逆らわずにぺたんと床に座り込む。
「サンジ、いい匂いする」
膝の間に座らせて、後ろからがっちりとしがみ付いて、鼻先で柔らかい髪をかき分けて、項に顔をうずめる。
「さっきまでパン焼いてたからかな?」
「んー、そういうのとかもそうだけど、サンジの匂い、イイ匂い」
ぐりぐりと肩に額を擦り付けていたら、手を後ろに回して頭をナデナデしてくれる。
「なんか今日のあんた、子供みてぇ」
「なんだとー、こんな苦みばしった大人の男捕まえて」
失礼な事に、アハハハ、と声を上げて笑って、サンジはエースの胸に体重を預けてくる。
「あ、ここほつれてる」
床に投げ出されたエースの膝に手を置いて、ハーフパンツの裾を手で弄くっていたサンジが折り目をペロリとめくる。
肩越しに覗き込めば、確かに裾をまつっている糸が解れていた。
「しょーがねーなぁ、後で縫ってやるよ」
かくん、とエースの肩に後頭部を乗せて、見上げるサンジが笑う。「手のかかる奴」なんて言いながら、それでも面倒を見るのが嬉しくてしかたない様な顔だ。
「…ニシシ」
「なんだぁ?」
不思議そうな顔をするサンジの頬に、「んー」と唇を押し当てて、ぎゅう、と抱きしめる。
「結婚して、サンジ」
冗談めかしてはいるけれど、本気の本気で言ったら、サンジがまた甘やかす様に笑った。
「バーカ」

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バカップル。サンジちゃんがお嫁に欲しい…。

さてここでメルフォお返事。

◇Wんこさん、うふふ、原作でそんなエーサンな展開になったら。もう祭りするしかないですよね。月まで飛んでってる場合じゃないですよ!そして、私は昔、自分が出した同人誌(3次元でマンガ、しかもエッチあり)を親に読まれた事があります。当時私がそのミュージシャンに狂っていた事を知っていた父は一言、「お前の好きな○○?○・○○ってのはホモなのか…?」。母は、エッチの最中の受けの喘ぎ声を音読してくれました。あのいたたまれなさは、今思い出してもゴッソリ毛が抜けそうになります。

◇S賀さん、わーい、いらっしゃーい!放置プレイに言葉責め、いいですね!それでガブとしては、スモは常に嫌々な感じがツボです。周りがもてはやす割に無頓着。掘られてもあんま泣いたりやたら悔しがったりはしない感じ。攻めが「あれ、もっと悔しがったりしないの?」なんて拍子抜けするような。そんで、呆れた様な、うんざりって顔してるスモに、「畜生!これでどうだ!」って感じでどんどんハマっていくみたいな…?…何言ってんのかよくわかりませんが。

さー、明日(いや今日です)も仕事だ。寝るか。

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