| 2004年02月17日(火) |
柔王丸、セットアーップ!! |
なんともオタクくさいので使いたく無い単語だったのだが 今回、適する単語が”萌え”以外に無かった。
”萌え”と言うのにもイロイロあるようです。 一般的なのは美少女(実物?2次元?)に対して使う様ですが 私の場合は、ロボット萌えなのです。
正確には機械萌えなのです。 車やバイク、飛行機等が好きなのもコレから来てるんだと思います。 無駄にメーターやスイッチがいっぱい付いてると、もうヨダレもんです。 しんぼうたまりません。
これからの文章は、ロボット萌えでナイ人と 若い人にはワケワカラン文章になると思います。 対象年令30歳前後(笑)
で、
ロボット萌えな私なのですが ロボットならば何でも言い訳では有りません。 アンドロイド系(人間に近いやつね)は、好きでは有りません。 機械機械してるヤツが好きです。
ですから、ホンダのアシモやソニーのQRIOは”スゲー”とは思いますが。 そこには、私的には”萌え”はありません。
逆に、こんなヤツに”萌え”を感じるのですよ。
 ↑これ、フィンランドの会社で実際に作ってるらしい
随分昔からロボットの大会とかはありましたが、迷路を動き回ったり、 玉入れしたり、押し相撲したり・・・
しかし、
そんなコトで、 俺は萌えん
そんなワタシにピッタリな大会(イベント?)を発見しました。
それはROBO−ONE(ロボ−ワン)です。





基本的には、一定のレギュレーションに沿ったロボを持ち込んで 倒すか、リングアウトさせれば勝ちなのですが、それだけではない。 予選では、規定演技やアピールタイムがあって、そこでのカッコよさが 採点の基準になったりする。 決勝でも、戦い方がカッコワルイと勝負で勝っても敗退する。
そう、この戦いには萌えの要素が大きいのだ。
サイトをウロウロしてて発見したのですが、見始めたら、もうヤメられません。 後で紹介するページには動画(要QuickTime)も上がってます。 Macだとちゃんと見れましたが、Winの方だと見れませんでした。ナゼ?
いろんなマシンが登場します。
で、
コイツラが、ガキンガキンと殴り合っていて、ソコがまた”萌え”なのですよ。
 こんなカンジで
基本的には倒すかリングアウトさせれば勝ちなので、これなら重くてデカイのが有利と思われる。 実際、この大会にも”力士マン”と言う、ロボット相撲からの刺客も参加していました。 確かに強く、他の参加者が1キロ〜2キロ台なのに、力士マンは5キロ。 圧倒的な安定感で勝ち進みますが、先ほどのガッキンガッキンとパンチを繰り出すマシンに やられてました。
ロボの操作法法にも色々あるようです。 1)操縦者がコントローラ(又はPC)で操作する。 2)マスタースレーブ方式で操作する。 3)完全自律方式
1) 要はラジコンです。ほとんどのマシンはコレでした。 有線でもOKのようでしたが、ほとんどが無線誘導。

2) 操縦者(マスター)の身体に動きセンサーがつけられていて、操縦者が 身体を動かしたとおりにロボット(スレーブ)が動くというしくみ。
 例えば、このマシンガア(言わずもがな、マジンガーZですな)は こんなカンジでマシンを操作するのだ。
 操縦者がガッツポーズをするとマジンガアもガッツポーズをする。
3) ロボが自分で判断して勝手に戦う。 他のクラスでは出場してましたが、まだまだ難しい様です。
ここまで読んで、このROBO−ONEが気になった人は、 下記のページを御確認下さいませ。
萌るゼ!! もしかして使い方間違ってる?
予選の様子
決勝の様子1
決勝の様子2
ROBO−ONE 公式HP
*ここまで読んで、全然”萌え”を感じなかった方 → おめでとうございます。正常です。 ロボット萌えの属性がナイ様です。
*「こんなチョロイの見ても萌えナイよ」と思った方 → 残念ですが、想像力に欠けるお方の様です。 もちろん、ココに出てるのはロボとは呼べないモノばかりです。 悪く言えばラジコンです。 でも、これは個人が作っているのですよ。 一部、大学の研究室なんかも出て来ていますが、基本的には個人の力。 それで、ココまで来ているのです。 必要性が無いので、こんなお遊びですが、必要性が出て来て企業が工作機械等の ノウハウ、人員、予算を投入すれば、スゴイことになりそうだと思いません? そんな未来を想像するのが楽しいのです。
その力こそが、ヴァーチャルな未来をリアルに変える力になります。
昨日の日記ではありませんが、ここで未来を想像できるか否かが、 未来の日本を決めると言っても過言ではありません。 若い人、何とかして!わしゃ、ムリだ。
近い将来、プラレス三四郎(若い人は知らんだろうな?)の世界がやって来そうです。 これを見てると、実感しませんか、その世界を。
そんな漫画の世界が、近くに来てると思うと、マジでワクワクします。
私はただ、自分のロボをリングに投げ込んで、叫びたいだけです。
「柔王丸、セットアーップ!!」 だから若い人には分からんちゅーの!
*「うわっ、オタク臭せえ!」と思った方。
いや、いや、違います。
 この画像は、逆効果だな・・・
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