彩紀の戯言
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料理をしなければいけなくなった当初。 私は主婦向け雑誌ばかり買っていた。
いや、正確には基本的な料理の作り方が載ってる本は持っていたんだけど 毎日、分量を量りながら作るのが大変。
某アイドルが料理の本を見ながらがんばってみたけど 「料理の本ってね、4人分が多いんですよ。ウチは2人なのに。 だからいつも量を多く作り過ぎちゃって・・・・・」だって。
÷2の計算できないの?
ここまで律儀に本をお手本にはしないけど、にらめっこばかりでちょっと疲れる。 しかも周知の味を持つ料理は失敗がばれる・・・。
いつしか「5分でできる」とか「あっというまの料理」とか魅力的なコピーが 表紙を飾っている雑誌をついつい手に取ってしまう自分がいた。
でも雑誌を1冊買ったところで作るのは1つか2つ。 簡単に作れるということは味の想像が付いてしまうということで、 作ろうという意欲が半減してしまうのだ。もしくは既に作った気になっている。 HPに簡単レシピを載せてる人間が言う事じゃないけど。すんません。
けっきょく、本も見ず適当に作る日々。それはそれで別の話・・・・。
だからココ数年は主婦向け雑誌(←生活感がぷんぷんのタイプ)を手にしていない。 雑誌ではなく料理オンリーの本や男性向けの料理本(本格的で面白い)をごく稀に買ってみたり。 またはファッション雑誌が出している料理本などを。
実際のところ、本がグレードupしてもばりばり活用しているわけではない。 でも、突然やる気になったりするタイプなのでこの手の本はありがたやありがたや。
それこそ餃子の皮やピザの生地の作りまで載っているから。 主婦向け雑誌にだって書いてあるかもしれないけど、なにしろ雑誌は保管しない主義。 季節が変われば旬のモノも変わるので即廃品回収行きになって必要なときに手元にない。
ネットで検索しても出てくるんだけど。 ネットというのは必要な情報はすぐに探せるけど、必要とはしていなかった情報を偶然見つけて 新しいモノを発見することは意外と少ないから。その点は本の方が好き。
そして最近、珍しく久しぶりに「食」がテーマの雑誌が私の心をくすぐった。 「ELLE a table」・・・あのELLEの料理版雑誌。
臨月間らしくNo.1から気になっていたんだけど、迷ってるうちにNo.2が発売されてしまった。 とにかく表紙から惹かれる。かっこいい。ほれぼれ。 さすがELLE。
表紙はこんなカンジ
写真に興味を持ち始めたからだと思うけど、 モノを見る目が今までとはちょっと違う方向に向いてしまうらしい。
で、料理1つ1つの写真を見ているだけでも楽しいのでお買いあげ。 写真の勉強にもなるし。
だってレシピ・カードが付いていて、その写真がまた、すんばらしい〜っ! ぜひぜひ冷蔵庫に飾らせていただきます。 見たことない料理が多いから作った気にはならないと思うけど・・・。
でも、たぶん。実践する料理も少ないと思う。
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