彩紀の戯言
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あと2週間足らずで父の・・・父の・・・何回忌だったっけ? 無くなって10年ぐらいは経つのかな・・・。 まぁ、そんな日がやってきます。
父の命日なんてはっきり覚えてないし・・・。 というか・・・亡くなった日なんて覚えていたくないから いつも誕生日だけひっそりと「おめでとう」って言ってあげる。
法事のときにお坊さんが言ったんです。 「亡き人を親族で思い出してあげる(語ってあげる)日が今日です」みたいなことをね・・・。 「偲ぶ」とか言ったっけな?
法事なんてすごく面倒だからイヤだったんだけど、ちょっと感心した記憶があったような。 でも、今はその言葉を思い出しても何も感心しない。 長い時間をかけてお経を聞くことが苦痛だったから、 「お経を聞く日ではなく、亡き人を偲ぶ日」っていう言葉に感心したのかも・・・。
だいたい親戚がごっそり集まったってお正月じゃないんだから お葬式でも法事でも面白い話なんかあまり聞けない。 だから余計に億劫(おっくう)に感じる。
まあ、命日にならないと思い出さないって訳でもないから・・・違うな・・・ 命日すら忘れたりするもんなぁ・・・。 冷たい娘だって思うでしょ。子は親を選べませんから・・・。
父を思い出すのは・・・雪が積もった日。 1週間前には父の死が知らされていたにもかかわらず、私は最期に間に合わなかった。 今晩が峠だと聞いて会社から駆けつけたら、既にこの世の人ではなくなっていたから。
珍しく昼から雪が積もり、私はスタッドレスを履いた四駆で病院に向かったけれど 急に降り出した雪に周りの車は立ち往生。 立ち往生ならまだしも、停止できなかったりするから危うく事故になりそうだった。
そして・・・時間的にちょうどその頃、父はアチラの世界に旅立った。
根拠なんて何もないけど、父が助けてくれたおかげで事故が起きなかったと考えている。 だから、お昼から雪が積もると父を思い出す。
というか・・・父が亡くなった日を思い出す、が正しいんだけど・・・。 そして、大好きだったわけではないけれど、溺愛されたわけではないけれど、 いちおう親不孝な娘だっただろうなと思う。
父が亡くなった日を思い出すときは良いことを思い出そうとするんだけど・・・。 コレって意外に少ない・・・。だから、子は親を選べないんだって。
父が作ったすき焼きは美味しかった。 父が作ったうどんは美味しかった。
食べ物ばっかり。
高校が合格したらとても喜んでくれた。 入社が決まったらとても喜んでくれた。
見えっ張り。
軽い事故を起こしててしまったとき、すごく心配してくれた・・・。
あぁ、だからか・・・。
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