note
DiaryINDEXpastwill


2002年02月04日(月) 旅の準備・その1

本日学生(多分)最後の試験が終了。文学論。
もはやモチベーションの欠片もなく、
題材の『銀河鉄道の夜』は今朝から読み始めたという有様。
これで卒業できなかったら本当にただのバカだ。

出発日が刻一刻と迫ってきた。今は初めての海外一人旅という
緊張感よりも期待感が先行している状態。これまでの旅日記は
中途半端になってしまったが、今回ばかりはしっかりと
まとめたいと思う。

自分自身の整理も兼ねてこれまでの準備状況をば。

<行程>
東京→下関→ソウル→ウラジオストク→モスクワ→ヘルシンキ
→ストックホルム→コペンハーゲン→ハンブルグ→チューリッヒ
→ヴェネチア→フィレンツェ→ピサ→ニース→バルセロナ→
マドリード→リスボン(ロカ岬)→パリ→アムステルダム→東京

といった感じになりそう。
ただ、これまでの旅の経験から言って、途中で行きたいところが
出てきたり、思わぬアクシデント起こって変更になる事は必至。

<使用言語 ()内はレベル>
英語(英検3級。準2級は余裕で一次不合格)
ハングル(自己紹介のみ可能)
ロシア語(文字を4つ覚えた。スパシーパ)
ドイツ語(最近ダンケシェーンの意味がわかった)
フランス語(NHK講座で井川遙と勉強中。内容より井川遙優先)
スペイン語(「アホ」はにんにくの意)

日本語を数えれば7ヶ国語を駆使することになる。
我ながらすごい。

<韓国>
ソウルでゼミ合宿があるので、それに合わせて滞在。
ゼミのメンバーは往復飛行機だが、旅で飛行機は極力使いたく
ないので、下関までJRを利用し、フェリーで釜山へ渡る。
(この時点でほとんどの人は呆れ顔)

釜山からはソウルへは韓国国鉄。ソウルへはゼミメンバーよりも
一日早く入り、ハングルの洪水に飲み込まれ右往左往する予定。

<ロシア>
ゼミ合宿終了次第、仁川空港からウラジオストクへ。
ウラジオに2泊(2泊するほどの場所ではないらしい)し、
行くところは、うーんと、ええと、たぶん潜水艦と海軍博物館。
1日目が潜水艦で2日目が海軍博物館。
うん、余裕あるスケジュールが大事。

念願のシベリア鉄道乗車。6泊7日でモスクワ着。
モスクワに2日滞在し、夜行列車でフィンランドのヘルシンキへ。

ロシアは入国にビザが要る。さらに、ビザ発給にはロシア滞在中の
全ての宿泊施設と交通機関の予約証明(バウチャー)が必要。
今日ようやくバウチャーが準備できたので、明日午前中に
ロシア大使館で申請する。発給には「約一週間」とのこと。
間に合ってくれるといいのだが。旅行会社が手配を代行してくれたり、
金次第で発給が早まるらしいが、そろそろ消費者ローンの看板が
気になってきたようなあいにくの財政状況なので、
当然そんな無駄金は持ち合わせていない。

<フィンランド以降のヨーロッパ各国>
出たとこ勝負。以上。

まあ西ヨーロッパなのでどうにかなるだろう、となめた認識。
とりあえず美人局と睡眠薬強盗に気をつけよう。

フィレンツェのウイッツィ美術館とマドリードのプラド美術館と
パリのルーブル、オルセー、オランジュリーにいければいいや。

かなりいい加減。
出発まであと10日あまり。


おじゅん |MAILHomePage

My追加