エンターテイメント日誌

2006年07月23日(日) よろしQUEENにキュン死!

映画「ラブ★コン」を観てきた。これは面白い。痛快なる青春映画の佳作である。笑いあり、そして胸がキュンとするような時めきがあり。ウェル・メイドな極上のエンターテイメント。

主演の小池徹平はなかなか好演しているし、雑誌non-noの専属モデルである藤澤恵麻は、演技が拙いながらも一生懸命さが伝わってくる。何しろ可愛いから全て許す。

しかし圧倒的な存在感を示したのが谷原章介である。彼が登場するのは映画の後半三分の一に過ぎないのだが、登場するやいなや場をさらってしまう。特に「よろしQUEEN!」の電撃には恐れ入った。全面降伏である。この映画史上に残る名シーンは公式サイトの予告編で垣間見ることが出来るから、興味のある人は跳んでくれ。

その他南海キャンディーズのしずちゃん等脇役が光っているのも見逃せない。

ただこの映画の唯一の欠点は季節感が乏しく大阪が舞台なのに土地の空気感がまるでないことである。埼玉県など関東でロケされたようだが、それにしてももう少し工夫が欲しかった。

しかしまあ、そんな欠陥は些事である。映画の評価としてはBが妥当だが、谷原章介の感嘆すべき演技に免じてB+としよう。


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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]