エンターテイメント日誌

2003年03月09日(日) 虚像を剥いだ後のことなど

前回の日誌 ー<戦場のピアニスト>の虚像を剥ぐー は、僕にとって今までにないくらい大作のレビューで、渾身の力作だと自負している。その反響の凄さは想像以上で、嬉しい悲鳴を上げている。まずこのレビューを紹介して下さったまごまご日記さんのサイトに感謝。そして今回投票して下さった沢山の皆様に心からの「ありがとう」の言葉の花束を差し上げたい。大変励みになります。これからも応援どうぞ宜しくお願いします。

さて、昨年公開されながら未見だった映画「ごめん」「酔っぱらった馬の時間」「刑務所の中」「ゴスフォード・パーク」「天国の口、終わりの楽園。」などを漸く最近観ることが出来たので、そのレビューを僕自身のホームページ、<2002年映画ベスト30+@>のコーナーにアップしておいた。興味ある方はここをクリックしてご覧下あれ。また「至福の時」も実は観たのだけれど、このあざといアイドル映画はランク外なので掲載していない。僕は今までチャン・イーモウ監督作品は「紅いコーリャン」「菊豆」「紅夢」「秋菊の物語」「活きる」「あの子をさがして」「初恋のきた道」と観てきて、彼は希有の才能を持った優れたフィルム・メーカーだと常に高く評価してきたし、「初恋のきた道」なんか大好きでボロボロ泣いたくちだが、「至福の時」に関してはイーモウ作品では初めて、しょ〜もない退屈な駄作だと想った。日本では今年の夏休み公開が決まった最新超大作「英雄/HERO」に期待する。

さて、今年もアカデミー賞授賞式前に恒例の直前大予想を掲載予定。そこで「エンピツ」で映画日記を掲載している人たちに挑戦状を送りたい。どなたか僕とどちらが沢山当てるか勝負しませんか?ルールは各部門ごとに本命と対抗馬の1作品ずつ予想を列挙(ただし、メイクアップ賞は2作品しかノミネートされていないので本命だけにしましょう)。本命が当たれば2点、対抗馬なら1点(メイクアップ賞も1点)として総合点を競うのです。予想の公表は各自それぞれの日記サイトに。この挑発を受けて立つブレイブ・ハートが現れることを心から願う。しかし、正直言うと短編ドキュメンタリー部門と短編実写映画部門、そして短編アニメーション部門に関してだけは全く情報がなくて予想がつかないので、僕としてはこの3部門は、はなから棄権したいのだけれど・・・


 < 過去の日誌  総目次  未来 >


↑エンピツ投票ボタン
押せばコメントの続きが読めます

My追加
雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]