| 焼肉パーティー。�� |
私以外の人のプライベートは、あまり書いてはいけないなと思うんだけど、少しだけ。
昨日会った友達の彼には家庭がある。
彼が結婚する前から、彼女は彼と付き合っていた。もう10年以上も。
その間に、彼女は他の人とも付き合ったけど、その彼にも彼女がいた。
この10年の間に、彼女は色んなものを失ってきている。
子どもを持つ勇気のない私には理解できない事も、彼女は経験している。
その部分は納得いかないけれど、彼女は彼女なりに苦しんできたようだ。
彼女のキャラクターがそうさせるのだが、あまり辛いという雰囲気が表に出ない人。
だから、昔は彼女の事を誤解していたかもしれない。
でも、じっくり話してみると、彼女もまた生きるのに大変な人だった。
家庭環境も複雑で、今の両親はほんとは彼女の伯父夫婦にあたるそうだ。
そんなこともあって、人一倍幸せな家庭をもちたいと思っている彼女が、
どうしても今の彼と別れられないという話を聞いたのが前回だった。
このままシングルマザーとして、彼の子どもを産んで育てたいと言っていた。
認知は彼の家庭に迷惑がかかるからしてもらわない、ただ彼と協力して育てていきたいと。
でも、今回会って話してみると、彼女の考えは揺れていた。
自分が今の状態を続けていく事は、誰の事も幸せにしないのではないかと思っているのだった。
そして、彼女も自分の人生を、幸せに生きていきたいと願い始めていた。
10年以上もの長い間、彼と離れられなかった彼女に転機が訪れていた。
私は彼女に、彼と別れた方がいいとか悪いとか言った事はなかった。
どんな形であれ、自分がそれを納得しているのならそれでいいと思った。
道徳的にとか人道的にといえば、それはいろいろあるんだろうけど・・・。
彼女も30代、自分の身体やこれからの人生について考えなければいけない時期に来ていた。
でも、誰かから考えなさいといわれたわけではない。
彼女自身が気付いて行動を起こし始めたからこそ、状況は動き始めたのだ。
私は運命を信じている。
物事っていうのは、それが流れる方向へ自然と流れていく。
ムリに進路を変えようとしたり、せきとめようとしたりするのは無駄な事。
今の自分を変えたくてでも変えられなくて苦しい時でも、変わりたいという気持ちを持って生きていれば、
毎日の生活もいずれ自分が変わっていくための、貴重な経験を提供してくれる。
その時期に経験した事も、それは決して無駄ではない。
人生に無駄なんて存在しない。
その時期があるからこそ、その後の変化があるのだ。
そしてその人にとって、一番いいタイミングでその変化は訪れる。
だから無理がない。流れるように自然に、変わっていける。
私の、たかだか30年半の人生の中でも、そういう変化は確かにあった。
食事の後私と別れてから、彼女の元にどうやら彼の妻らしき人からの無言電話があった。
こんなことは初めてだという。
『やっぱり、状況が動き始めているのかもしれない・・・。』
彼女はそう言って電話を切った。
ほんじゃまか。
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2003年03月11日(火)
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