熱い洋楽コネタコラム

2004年06月23日(水)

 しばらくド〜ンと来い英会話を書いてませんでした(って。誰も読んでないだろうが)。なので再開〜。さみしく再開〜〜。
 さてさて。英会話ですが、最近あれこれ英会話の本を読んでいます。すると分かったのですが、「英会話の本は分かりづらい方が売れている」という真実です。たとえばあのベストセラーになった『ビッグファットキャットの世界1簡単な英語の本』なんて、「どこが簡単なのだろうか?」と思いました。あの猫のイラストにだまされて(って言い方はひどい?)買った大方の人々はおそらく最後まで読んでいるということはないのでは?と思われ。あれは「真面目にコツコツと英語を勉強していきます」という人だけが読むにふさわしいくらい、分かりずらくて面倒な1冊です。
 さらにまたあれこれ探し出して読んでみると、簡単な熟語、しかも「空港編」とか「ホテルで編」とかに分かれて使いやすいように作られている英語の本。これがまったくまた売れてないっ!私が買うならこう言う方がいいのにぃ?と思うのに、そういうのは売れないですよね。
 そこで分かったのはあんまり簡単過ぎるのはダメ。ちょっとくらい難しくて「私、英語のお勉強してるんです」というオホホな“気分”を演出してあげる本を、英語本を買う人々は求めてるんですね。
 ぶっちゃけ。英語の本を1冊や2冊買ったところで、英語が話せるようになぞならないのですから、さらにまた本当に勉強しようとしてる人や、けっこう出来る部類の人々はそんな本を買ったりはしないのであり。そういうのを買うのは「英語に興味ありますぅ。今度NOVAに通うっかなとか思ったり」というような人々なのですからねぇ。
 いやああ。勉強になりました、和田。本て、そんな風に出来てるのだなって。
 って。そんなこと勉強したからって英語はますますべつに出来るようにならないのではあるわけですよ、もちろん!
 さらに悲しいことに。やっと慣れて来たヒップホッパー先生がGFにくっついて、北欧に急きょ引っ越しちゃうことになって、ガビ〜ン。先生、発音治してくれていい先生だったのに。
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