懐かしのダイヤル黒電話を目にしたが、子どもはかけ方がわからなかった。そうだよな、おばあちゃんちで見たみたいな子も今どきほとんどいないだろう。公共施設などではまだピンクの電話を見かけることもあるけど、ほとんど使わない。そもそも自分でも最後にダイヤルを回したのはいつだっただろうか。実家を出てから触っていないかもしれない。子どもが小学校で「公衆電話のかけ方」のプリントをもらってきたときもなかなかの衝撃だったのだが、緑の電話だって今はボタン式だ。星新一が過去のショートショートに手を入れ続けていたという話を見たことがある。電話で言えば「ダイヤルを回す」だと通じなくなってきたので「電話をかける」という表現に直す、そんな感じ。時代性を排除して寄り普遍的な話にする意図があったのだろう。そのうち「たばこに火をつける」とか「キーを回して車のエンジンをかける」とかも死語ならぬ死表現になるんだろうなぁ。うちの軽自動車はまだハンドルを回して窓を開けるけど。