東京の片隅から
目次|きのう|あした
明け方に目が覚める。せっかくだからカメラ片手に船首へ。 同じことを考えている人たちは結構いるらしく、片手以上両手未満といったところ。もう日は上がってしまっていたが、写真を撮ってみる。ターナーの絵画のような朝日だ。 海は今日もべたなぎ。波に朝日が反射して、厚いガラスを割ってしまったときの切り口を思い出す。 船の波に驚いてトビウオが飛ぶ。流星群を見ているときのように、いつ飛ぶかと水面を眺める。
潮岬が見える。昔南端フェスティヴァルというものがあった。キヨシローと、せっちゃんと、デイリーさん。行けば良かったのかな、と、今更ながらに思う。
午前中、徳島に到着。
せっかくだから、と鳴門の渦潮を見に行く。観潮船を待つ間、船着き場から入り江を覗き込む。なんだかよくわからない小さな魚の群、アオリイカ、蟹。 ちょうど干潮の時間。水面に段差が出来るくらい潮が流れている。川のようだ。小さな漁船はなかなか乗り越えられない。
松山まで走る。落書きのような適当な姿の山が平野の中にぼこぼこと生えている。聞いてはいたが、本当に山が近い。しかも道路に覆い被さるように迫ってくるような印象を受ける。まだ山の緑が濃いこともあって、緑の大波に飲み込まれるような感じ。
途中、四国中央市を通る。来月此処でライヴがあるんだよな、と思う。
夕暮れ、松山着。
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