東京の片隅から
目次|きのう|あした
ぞろ目の日だ。 大学の近くにあったラーメン屋を思い出す。ぞろ目の日はなにがしかラーメンが半額になるのであった。それはもやしラーメンであったり高菜ラーメンであったりするのだが、何度か食べに行った。一人で。ただの中華屋にしては珍しく、青島ビールが置いてあるのであった。 卒業後何年かして大学に行く機会があったときに前を通ってみたのだが、その店はなくなっていた。 そんな話をしていたら、西武線沿線に住んでいる後輩が、「そういえば今日SLが走るって吊り広告にありました」と行った。山口線か秩父線だろう。ぞろ目とSLが頭の中でしばらく結びつかなくて、それが「銀河鉄道999」のことだと気がつくのにしばらく時間がかかった。だいぶヤキが回ったようだ。
川上弘美「此処 彼処」読了。読了と言うほど大げさなものではなく、エッセイ集だからどこから読んでもいいのであり、何となく鞄の中で無限ループしそうな気配。 新聞連載時に読んでいるのだが、私の霞がかかった頭では何度読んでも新鮮なので、別に構わないのであった。 息子に「うまい棒」を買ってやる話を読んで、あぁこの人はやはり「男の子のお母さん」なのだなぁと思った。男の子のお母さんには、少女性を残したままオトナになった人が多いような気がする。子どもの頃習っていたピアノの先生もそうだった。
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