東京の片隅から
目次|きのう|あした
そういえば、「グイン・サーガ」の新刊が出ていたような気もする。 高校生の時に「今栗本薫が死んだら続きはきっと田中芳樹が書くだろう」という不謹慎な冗談が周囲で流行った。 同世代の人しかわからないであろうネタだ。あの時代の田中芳樹の無茶とも言える書き散らしぶり(笑・そしていろんな話が未完結に・・・)、「グイン・サーガ」の新刊の出なさ加減に私の周囲のファンから出た言葉であったと思うのだが、そのときはまぁ単なる口の悪い冗談であった。 しかし、田中芳樹が先に多作主義から脱落してしまい、そして栗本薫本人に病気が宣告されてしまった現在、あまり冗談ではない話になってしまい、そしてたぶん栗本薫の続きは栗本薫にしか書けないと思われ、こうして新刊が出ているのを見るたびに、ちょっとほっとするのである。
でもきっと、作者生存中には話は完結しないだろうなぁ。本当に終わったらきっとネタにするだろう。
|