東京の片隅から
目次|きのう|あした
スピリチュアルブームの中で言われる「障碍のある子どもは親を選んで生まれてくる」という考え方が好きではない。 そういう考え方が救いになる場合があるのは自分のケースで実感としてわかっている。 でも、おいそれと他人に対して掛けられるそんな軽い言葉ではない。 「障碍のある子どもは親を選んで生まれてくる」という言葉を健常者が発するとき、そこには「あなたは精神的に強いから大丈夫」という励ましと、「私は弱いから選ばれなかった」という謙遜とが表裏一体になっている。 しかしその謙遜は自分は弱いから障碍児に選ばれなくて良かったという優越感と紙一重だ。 発言している本人は意識していないだろうが、その無意識が一番たちが悪い。
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