東京の片隅から
目次|きのう|あした
実家に顔を出す。置きっぱなしになっている本の山があって、それの処分。実家を離れるときにも一度処分しているので、処分する本は段ボール1箱くらい。学生時代の文集まで出てきてしまい、頭を抱える(笑)。文才はなかったので、中学高校と全校文集に載る機会はほとんどなかった。ただ、国語の授業で「人生論ノート」に関して書いた小論文(恕についてだったかな?)が一度だけ載ったような記憶がある。家に文庫本があったので、教科書に載っている部分だけでなく全文読んでからレポートを書いたのが、先生のお気に召したらしかった。 売れそうな本は段ボールに詰める。そのうち古本屋にでも送るつもり。きょうだいにもいらない本があったら詰めておいていいと伝えた。 それにしても暑い。作業中はタオルを頭に巻く(民生巻き)。割と風が通る家だが、それでも暑い。作業が終わる頃には汗だく。着替えを持ってきたので、着替えて帰る。
帰りに新宿新都心の欅並木を歩く。一番好きな並木道はと訊かれたら、表参道でもなく府中でもなくここ、と答えるだろう。この並木、夏の緑の木陰も捨てがたいが、本当に好きなのは冬。すっかり葉が落ちて新宿中央公園の坂の上から西側を眺めると、欅の並木が下り坂にずっと続き、その向こうに夕日と富士山。毎日見られるわけではないが、あの風景が私の原体験だ。ふるさとはもうじきなくなってしまうが、あの風景だけでも残ればいいと思う。
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