東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝、梅を干す。 家のポストに地域の小学校の統合計画に反対する旨のビラが入っていた。このあたりは古い住宅地なので学区行きが比較的狭い。少子化が進み、統合計画は仕方ないものと思う。ビラには「伝統ある私たちの母校をなくしたくない」とあったが、このチラシを作っている卒業生の感傷だけでは何の解決にもならない。解決したければ自分が郊外に引っ越して今の家には子ども夫婦と孫を住まわせ、どんどん子どもを産んでもらえばいいだろう。今の場所に年寄りばかり残るから子どもが少なくなるのだ。私が卒業した小学校はもう廃校になった。まだ校舎だけ残っている。中学・高校は存在しているが、校舎は建て替えられてほとんど新しくなった。 いつか近いうちに自分の母校がなくなることなんて、通っていれば子どもなりに薄々わかるし、通っているからこそあきらめもつくのだ。うちの学校だけはなくしたくない、というのはエゴだ。
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