東京の片隅から
目次|きのう|あした
上野の国立博物館でやっている北斎展を見に行ってきた。 朝10時に博物館に入って(入場制限でちょっと待った)、見終わったのが15時過ぎ。5時間も見ていたことになる。 展示点数が300点と多くて見ること自体に時間がかかったのもあるのだが、展示品に浮世絵や下絵が多いので展示品が小さいため近くに寄らないと見えない。だから人垣がせいぜい2列で人がさばけないため、みんなじっと自分の順番を待つ。そんなこんなでずいぶん時間がかかってしまった。会場内のあちこちに置いたソファには途中で燃え尽きて抜け殻になってしまった人がそこかしこに(笑)。さもありなん。 展示そのものは面白かった。「東海道五十三次」の「赤富士」、初版と後版では全然雰囲気が違う。我々が普段見ているのは後版の方で、空の色も青がくっきり、富士の赤もべったり、という感じなのだが、初版は空も白々と淡く、富士も薄赤く、いかにも夜明け。作家が本当に刷りたかったのは初版だろいうことがよくわかるもので、そういう比較展示も含めて、企画者側の意図もわかる面白い展示だったと思う。肉筆画も良かった。普通に上手いよ。 90歳まで生きたというのは江戸時代の3分の1を生きてることになるんだなぁと年譜を見て感心。
しかし疲れた。
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