東京の片隅から
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| 2001年07月31日(火) |
Lifetime Respect |
三木道三の「Lifetime Respect」が嫌いだ。 この時期に大阪弁でレゲエってだけで暑いのに、歌詞がもっと暑苦しい。 いちおうプロポーズの歌らしい。
「一生一緒にいてくれや」 → 先のことはわかんないって。 「みてくれや才能も全部含めて 愛を持って俺を見てくれや」 → 「愛を持って」って自分に自信がないんじゃないの? 「今の俺にとっちゃお前が全て」 → 私にとっては全てじゃないかもよ? 「俺を信じなさい」 → そういう人に限って土壇場で逃げるんだよねぇ。
私が恋愛に対して懐疑的なのかもしれないけど、あまり恋愛ベタベタの歌って歌っているのが男女を問わず嫌いなのだ。 恋愛って、まず自分の生活が成り立っていてこそだと思うし、半分以上は相手に対する期待と妄想と勘違いでできていると思う。真最中の当人にとってはその勘違いこそが楽しいのだが(笑)。 「Lifetime Respect」、自分の「一緒にいたい」という気持ちだけ歌っていて、相手の姿が全然見えてこないのだ。PVもそう。いちおう女性の姿があるにはあるのだが、あくまで「自分が思い描く理想の恋人」だと思う。自分の彼女に対して歌っているか、というとそういう気もしないんだな。 「お前が全て」と歌っていながら「俺についてこい」になってしまうのも解せない。本当に相手が自分のすべてならば、自分がついていってもいいんじゃないか? 結局「お前が全て」って言っている俺ってかっこいい、みたいなちょっとナル入ってる気がする。
でも、ある意味新しい歌かもしれない。男性がここまで精神的にベッタリ「お前だけ」って歌っている歌って、あまりない。女性演歌に並ぶ勢いだ。 それで、ここまで歌を嫌いになれるのは「らいおんハート」以来で、ということは、街で流れまくっていて、売れているからなんだろう。
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