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本ばっか読んでて別の病気になりそうだ。
体力がなくて今日もおうちでゴロ寝です。
えー2冊ほど完読しました。 ひとつは珍しく現存作家もので『アルジャーノンに花束を』(超有名)、もいっこはサガンの『悲しみよこんにちは』です。
前者、最初に開いた時の感想。 今度は経過報告ものだー!!! ジャンル大幅に変えたつもりなのに…がっくし。 ………わたしにはきっとカバーのあらすじだけで中身が推察できる能力が皆無なんだわ……ふふふふ……。
現代文学なんで生活描写が安易に想像できて(当たり前ですが)…狂おしかったり妙に暗かったり浪漫ちっくなトコロが全然ないのでそのへんは「あ、わたしには合わない」と思いました。 ただ、お話の構想としては大変いいものだと思います。 知能障害のある主人公(成人男性)が実験ねずみのアルジャーノンと一緒に「知能が増大する」手術をうけ、一時的に天才にはなるがアルジャーノンの知能の衰えと共に主人公の知能も元に戻っていく…。
天才になった時の周りの態度や、そうなった為に彼が受けるトラウマや苦悩、そして元に戻ってしまうとわかった時の恐怖…結局元に戻ってしまったけれども天才になれて「よかた」という彼、ともだちをたくさんつくろうと思うという彼、死んでしまったアルジャーノンお墓に花を添えてくださいというところは、寂しくもありますが、人間にとってたいせつなものは一体なあに?と考えさせてくれます。
『悲しみよこんにちは』、は某アニメの主題歌が頭から離れないんですが(By 斉藤由貴)それはおいといて。 うーん、とにもかくにも子供(といっても17歳)の浅知恵というのはコワイ!というお話です。(どんなだ)
主人公は自由な生活と自由な恋愛とを大好きな父(ちなみにやもめで女癖悪し)と送ってきたのですが、ある日父がある女性と結婚すると言い出し、主人公は今までの生活や父を奪われると恐れます。 それで父の元情婦と主人公の彼氏と一芝居うって婚約者を追い出そうと計画をたてるのですが、結果、婚約者は事故(多分自殺)で亡くなってしまうという悲惨なことに…。 でもそのことを心に残しながらも父娘はまた自由奔放な恋愛と生活の日々に戻ってしまいます。婚約者は本当に浮かばれません。(平安時代なら呪えたのにねえ…<コラ)
そろそろ星新一以外の文庫がなくなってきました…。 もう『狭き門』と『絵のない絵本』しか残ってないー。 補充したいな…。
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