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夢の図書館新館

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-- 2005年01月05日(水) --

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『ナチュラル・ハウスキーピング』

市販の化学合成洗剤を使わず、 アルコールや重曹、炭酸ソーダ、アロマ精油といった スローライフな掃除ができれば、そのほうがいい、 というのは皆思っているかもしれないが、 さてその方法は?となると、本書のようなガイド役が どうしても必要になる。

私たち日本人は、あまりにも長い間、メーカーのつくる 洗剤に頼ってきたから、それ以前の生活の知恵を知らない。 今の住居に使われている建材や家具、はては家電にも、 こうしたエコロジカルな掃除がじゅうぶん可能だと いうことも。

ナチュラル・ハウスキーピングのためには、それなりの 道具も必要になる。といっても、 ぞうきんや各種のブラシ類、ほうきや手袋など、 すぐそろうものばかりだ。 それを100円ショップでそろえようと、 少々凝ってみようと、それは自由だろうけど、やはり 多少こだわったほうが作業も楽だろうし、やりがいがありそう。

洗浄剤としては、最初にあげたように、
・アルコールを35〜100に精油で割ったもの(無水エタノール原液を使用)
・重曹(とアロマ入り重曹をつくる)
・炭酸ソーダ
・クエン酸
・精油
が基本だという。

どれも、私には未知の素材ばかり。 かろうじてアロマ精油だけは別の用途に使う程度だ。

たとえば、ドアやリモコンなどの手あか汚れ。 これは油汚れになるので、普通の掃除ならアルコール35を スプレーしたぞうきんで拭くだけでじゅうぶんとか。 けっこう普段から気になっている割に、つい 見逃してしまう汚れだったりする。

他にも、ビニール床の汚れとか、 シンクや鍋釜、におい取りまで、家中のあらゆる 掃除や消毒・脱臭方法に、「なーるほーど」とうなずかされる。

そういいながら、年末の掃除はできなかったが、 旧暦にしたがえば、春の掃除はこれからである。

そしてここに紹介されている掃除の仕方は、 あいた時間を使って、無理しないことも大切なポイント。 そして、苦労と思わず、楽しむこと。 これって、ボランティア精神に通じるんではないだろうか。 (マーズ)


『ナチュラル・ハウスキーピング』 著者:古後匡子 / 出版社:主婦の友社2003

2002年01月05日(土) 『南の島の魔法の話』
2001年01月05日(金) 『ハムレット狂詩曲』

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