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夢の図書館新館

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-- 2002年02月04日(月) --

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☆最近読んでいる本

ここ最近、ミステリはお休みで、 ずっと、ファンタジーや児童文学を読んでいます。 マーズも児童文学の古典や代表的なものを 意識的に読み続けているのですが、 ふたりの読んでいるものは、 ごくたまに重なることもありますが、 お互いの性格や好みを反映して、 微妙にずれながら、それぞれ違う本を読んでいます。

流行や雰囲気に弱い私は、 映画が公開される少し前の、秋頃から 『ハリー・ポッター』(J.K.ローリング)にはまり、 今は、『クレストマンシー』シリーズ(D.W.ジョーンズ)に没頭し、 その流れで、『ハウルの動く城』をこれから読み始めるところです。 (ジブリで映画化されるそうですね。)

『ハリー・ポッター』以前から、 もともと魔法もののお話は大好きでした。 子供の頃から、「もし、魔法を使えたら・・・」とか、 「魔法使いのおばあさんがいたら・・・」と、 よく無邪気な空想をしたものです。 『ハリー・ポッター』ブームのおかげで、 大々的に、魔法もののファンタジーが書店に出回り、 選ぶのに迷ってしまいます。

今でも『レイチェルと滅びの呪文』 (クリフ・マクニッシュ/理論社)
『壁のなかの時計 ルイスと魔法使い協会』 (ジョン・ベレアーズ/アーティストハウス)
『ローワンと魔法の地図』 (エミリー・ロッダ/あすなろ書房)など、
面白そうだなと思いながらも、 むしろ逆に、どれもが面白そうなことが災いして(笑)、 結局、どれも買いそびれたままなのです。 この間まで、『クレストマンシー』シリーズが このリストの仲間でした。

今は、 ダイアナ・ウィン・ジョーンズを集中的に読んでいますが、 先日、久々に読んだE.L.カニグズバーグにも はまり込んでしまい、買い置きしていた本を次々に読んでいます。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズもそうでしたが、 読みたい本が品切れのままとか、 気がつくと絶版になってしまっている、 と言うことほど、悲しく、そして悔しいことはありません。

E.L.カニグズバーグも、岩波少年文庫から、 いくつかの作品が消えてしまい、 とてもがっかりさせられてしまいました。 嬉しいことに、ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、 クレストマンシーシリーズが、順次刊行され、 E.L.カニグズバーグは、お値段は張るものの、 E.L.カニグズバーグ全集が岩波から出版されています。

『トムは真夜中の庭で』のフィリッパ・ピアスも ぜひ、全作品を読みたいと思っているのですが、 今では手に入る作品も限られています。

先年(1998年11月8日)亡くなったルーマ・ゴッデンも、 たくさん作品を残していますが、 本が消えていくのと競争のように、 新刊、古本を問わず、買い集めています。

良い本をいつでも読めるように。 その為に公共の図書館はあるのだと思うのですが、 予算と収納スペースに限りがあるのに、 無限に出版される本の中で、 必ずしもすべての良書、名作が 納められているとは限りません。 (それに、良書・名作の基準は主観的ですから。)

「児童文学」というジャンルであっても、 決して子供だけの本ではなく、 大人の心を深く揺さぶる本はたくさんあります。 「子供だまし」では、当の子供をも 本当に感動させることはできないだろうし、 心の深いところに届く物語は、 大人だとか、子供だとか、そんなことは関係なく、 「人」を揺さぶるのだから。

『エリコの丘から』、『ドラゴンを探せ』
『魔法使いハウルと火の悪魔』、『アブダラと空飛ぶ絨毯』
机の上に本を並べて、どれから読もう、 早く読終りたい、でも、もったいない・・・と、 目移りしながら、幸せな悩みを抱えています。(シィアル)


■J.K. ローリング
 (静山社) 『ハリー・ポッターと賢者の石』 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
■ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
 (徳間書店)  『魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー』  『クリストファーの魔法の旅―大魔法使いクレストマンシー』  『魔女と暮らせば―大魔法使いクレストマンシー』  『魔法使いハウルと火の悪魔―空中の城〈1〉』  『アブダラと空飛ぶ絨毯―空中の城〈2〉』
 (創元推理文庫)  『私が幽霊だった時』  『九年目の魔法』
■E.L.カニグズバーグ
 (岩波少年文庫 )  『クローディアの秘密』  『魔女ジェニファとわたし』  『800番への旅』  『エリコの丘から』  『ティーパーティーの謎』
 (岩波書店/カニグズバーグ作品集)  『クローディアの秘密・ほんとうはひとつの話』  『13歳の沈黙』  『魔女ジェニファと私・ベーグル・チームの作戦』
■ルーマ・ゴッデン
 (偕成社)  『ラヴジョイの庭』  『トウシューズ』  『ハロウィーンの魔法』
 (岩波少年文庫)  『人形の家』
■フィリッパ・ピアス
 (岩波少年文庫)  『トムは真夜中の庭で』  『真夜中のパーティー』
 (講談社青い鳥文庫)  『ハヤ号セイ川をいく』

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