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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2002年01月11日(金) --

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☆本をどこで買いますか?(その2)

(2)オークション−入門編−

書店で本を買うことが減り、古本までWEB上で買うようになりました。 むしろ、新刊本よりも古本を買うことに、ネットは便利で快適です。 もちろん、常に安全性の問題はつきまといますが。 特に、大手企業サイトと違い、個々人相手の売買となると、 先に代金を振り込んだ後、本が届くまでは若干の不安があります。 不安はストレスのもとなので、金額的には、もし万が一、 行き違いがあっても、諦めきれる金額内に心がけています。 (幸いなことに、今のところ、トラブルはないです。)

さて、オークション。 初めてオークションに足を踏み込んだのは、 品切れになってしまったあるファンタジーを探してでした。 全8冊のこのシリーズを揃えるのに、 車で回れる範囲で、ほとんど全部の古本屋さんに行きました。 ネット上で検索もし、ネット古書店もくまなく探しました。 それでも、バラバラと、5冊しか見つけることができませんでした。 とりあえずもう、探す術はないなあと、 あきらめつつも、試しにオークションサイトで検索してみたら、 何と、見つかってしまったのです。 その他にも、ネット上の古書店でも見つからない本を 何冊か探してみました。 そのほとんどが見つかったのです!

あっという間に、のめり込んでしまったのも当然かもしれません。 オークションサイトでは、今まで見つからなかった本のあれこれが 安価で取り引きされていたのです。 どきどきしながら、登録を済ませIDを取り、すぐに入札をしました。 初めて落札し、本が手元に届くまでは、やはり不安でしたが。

ところで、古本を買う時に、大切なことは何でしょうか? 「きれいで安い本を見つけること。」−もちろんそれが理想なんですが。 実際に古本を買う上では、当たり前のことかもしれませんが、 見つけたら「すぐに買う」ことが一番大切なことだと思います。 どうしても読みたかった本(ずっと探していた本)は、 すぐに買わなければ、次はないかもしれませんから。 実際、考えている間に、探し回っていた本が売れてしまい、 オークションサイトで見つけるまで、残念な思いをしました。

ただし、「すぐに買う」ことといっても、気になるのは本の値段ですよね。 「すぐ買う」ためには、原則として、「お金は惜しまない。」 金額にこだわらないことも大事になってきます。 どうしても読みたかった本であれば、 考えているうちに売れてしまうと、 次のチャンスまで後悔してしまいます。

「お金を惜しまずに」といっても、 もちろん、自分の中での、本に出していいお金の上限は、 きっちりと決めてなければなりませんが。 私の上限は、もしその本が新刊のハードカバーなら。 という金額。だいたい2000円から3000円前後まで。 それが、どうしても上限。 普通は、1000円くらいを基準にしています。

でも、ネットでオークションに参加していると、 この自分の方針、基準が狂ってしまい後悔することも 何度かありました。

オークションで本を買う時、心配なのは落札後の取引よりも、 むしろ、入札中に冷静に対処できるかどうかではないかと思います。 (対個人の取引ですので、どんなトラブルが起きるか分かりません。 やはり、基本は何かあっても諦めきれる程度の 小額の取引に抑えるのが賢明だと思います。 とはいっても、悔しいことにはかわりないでしょうけれど。)

どうしても読みたかった本のためとはいえ、 いろいろと気をつけるべきことも多く、 オークションサイトで本を買うのは、 なかなか、悩ましいことでもあります。 (シィアル)

(3)オークションへ続く

2001年01月11日(木) ☆児童書の翻訳

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