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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2001年06月06日(水) --

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『二千年めのプロポーズ』 (1)

☆願いは叶うためにある。

・・・というのは、本書の主人公メガンのことであり、 この本を探し続けて、やっと手に入れた私のことである。

まず、最初に、いかに私がこの本を読みたかったのか、 切々と述べたい。

(1) 時空を越えた恋愛もの  (→ 詳しくはこちらを ) 私の特に好きな、 荒唐無稽の、ロマンティックなジャンルである。 今まで読んだこの系列のラブストーリーのヒーローは、 過去の人物(王侯貴族)であったが、 この本では、さらにすごく2000年前の魔神(しかも王族)である。 もう、これだけで、読みたくないはずがない。

(2) とにかくおもしろいという風評 以前に、このジャンルを検索した時、 偶然にHitして、この本自体を知ったのだった。 これを読んだ人たちの感想は、 誰もが、とてもおもしろいと、満足度が高かった。 念のため、さらに、 amazon.comで、 原作"A man For Megan"をチェックしてみる。 すると、やっぱり、評判がいいようで、★★★★★であった。 これは、必読の一冊であると、確信に至る。

(3) レアなハーレクインもの この本を手に入れるべく、調べていて分かったのだが、 ハーレクインは一度、買いそびれると、手に入れるのが困難らしい。 この本の発売を知ったのが、発売後すでに、2-3ヶ月。 通常の本なら、問題なく手に入れることができるのだが、 ハーレクインでは、すでにこの時点で、手遅れという状態。 ハーレクインは、雑誌のように、その発売時期に入手しなければ、 すぐ、棚から入れ替えられてしまう。 おまけに、出版社にも、ほとんど在庫をおいていないということで、 とにかく、入手が難しいという。 以後、大きな書店に行くたびに、ハーレクイン専用の棚を見て回った。 しかし、常に最新刊のみが並ぶだけであった。 もちろん、古書店も探した。 近所の古本屋さんのハーレクインの棚にも、探している本はなかった。 だから、どうしてもなければ、最終的には、 洋書(amazon.comで入手可)でもいいから、 とにかく、何としても、読みたいと、そう、決意していた。

そして、先日(2001/05/31)。 灯台もと暗し。 実家の側のショッピングセンター内の小さな書店は、 はっきりいって、営業努力がなされていないので、 書棚の本の回転は良くない。 黄ばんだ文庫本やら学参が、埃をかぶっている。 ふと、目の前の書棚に目をやると、 今までに見たこともないほどの大量の、ハーレクインが! おお!!と、期待に目を光らせ、探そうとする前に、 『二千年めのプロポーズ』が、 くっきりとボールド体となって、目に飛び込んできた。 幸運に胸が打ち震えた。 という言葉が決して大げさでないほどに、 私はうれしかった。 → 物語そのものについては、次に続く。 (シィアル)


『二千年めのプロポーズ』 著者:ダーリーン・スカレーラ / 出版社:ハーレクイン

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