恨みまするぞ(観客の声) - 2005年05月02日(月) 『阿修羅城の瞳』(映画) at 梅田ピカデリー いろいろと賛否両論耳にしていたので、とにかく 「観てみない事には文句も言えん。」 と、いつぞやの某再演の時のような気持ちで鑑賞。 連休谷間、しかも1,000円の日じゃないので、下手すりゃガラガラ…?と覚悟して行ったらば、まあざっと半分弱の入りってトコか。物凄い年齢層が高かったが(笑)。ビニール袋触るなっつの。五月蠅いから!! 本編。『陰陽師』と同じ監督と聞いて、何とも言えない気持ちになっていたのも確かだが(苦笑)、蓋開けてみるとやっぱり”染五郎プロモーションビデオ”感は否めない。正直、ワタシは舞台版の染出門の方が奥ゆかしくて好きかも。映像でくっきりはっきり見せられてしまっては、むしろちょっと引いてしまうっつか。エロと血みどろに傾き過ぎな感が。単にワタシが、舞台(主に2003年版)を観て勝手に作り上げた出門像との間にギャップが有っただけかも知れんが。 つばきは…。つばきは…。うーむ…。微妙…? あれなら中途半端にチャキチャキした女キャラを引き継がずに、華奢で女の子然としたつばきにしてしまった方が、宮沢りえには合ってたような。どう考えても大泥棒に見えんしなあ。 それにねえ、何より転生後が。全くもって強そうじゃない(笑)のが余りにも致命的。他の殺陣シーン(邪空とか)は、カット割り細かくしてあって、観てて勿体なく感じる程だったのに、阿修羅との対決シーンに限って(比較的)長回し…。全部逆行ってるよ!! 何で、「映像ならではの醍醐味」みたいなトコ追求しないのかなあ。そこは刀じゃないだろー。非常に締まらないラストになってた気がする。言いたく無いががっかり。 がっかりと言えば、渡り巫女なんかバッサリ切られてるのな。ほんとに一瞬しか出てこない。舞台ではあんなに泣かされたのに!! 南北も微妙(小日向南北は良かったけれども)だし、晴明に至っては、いない(笑)から、あのコドクやら、邪空と出門の関係やら、無い物になってた。だから鬼御門の存在が薄っぺらいのな。あれじゃただの殺戮好きの変態だ。 つか、何が嫌って、鬼の血がどっかで見たような、スライムみたいな黄緑の物体なのよ。短絡的な発想でつまらん(断言)。目とか光っちゃってるし。あんだけスプラッタを好む監督なんだったら(そうとしか思えない)、鬼の身体からも真っ赤な鮮血飛び散る方が、何か深読み出来ていいのになー。コレもまた、ワタシが舞台を”そういうつもりで”観てたって言う発見でも有ったんだけれども。 ...
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