夜になってテレビでホークス戦を見ていたのだが、どうも今日は分が悪い。 おそらく勝てないだろうと思い、途中でチャンネルを替えた。 ところが、どのチャンネルも面白い番組をやってない。 そこでBSでやっていたアニメ『あしたのジョー』を見ることにした。
今日はウルフ金串戦から力石の減量までを放送していたのだが、その場面その場面で、セリフがぼくの口をついて出た。 例えばウルフ金串が左ストレートを打つシーンでジョーが「ありがてえ」というセリフだとか、金串戦の後に力石が立ち上がって「本物だった」と言った後にジョーの所に駆け寄り「おれの姿が見えるか。おれの声が聞こえるか、ジョー。…次はおれの番だ」と言うセリフだとか、力石が白木邸で食事をするシーンで白木会長が「また一段と痩せたのう。力石君」というセリフなどである。 それをテレビよりもぼくのほうが先に言うので、嫁ブーが「オタクか?」というような目をしてぼくを見ていた。
実はぼくはアニメの『あしたのジョー』は、あまり見たことはない。 リアルタイムで見たくらいで、再放送ではほとんど見たことがない。 なのになぜセリフが言えるのかというと、原作を何度も読んだからだ。 それだけアニメが、原作に忠実に作られているということである。
とはいえ、部分的には違っているところもある。 例えば、今日は省かれていたが、ドヤ街の連中と温泉に行くシーンなどは原作にはなかった。 そういえば、今日はなかったが、パート1の終盤にカーロス・リベラといっしょになってチンピラと闘うシーンがあったが、それも原作にはなかった。
それを見終わった後に原作を読みたくなって、1巻と2巻を読んだのだが、この本がけっこう古い。 1巻は高校の時に買い直したものだが、2巻は初版本である。

発行日は昭和45年3月10日になっているから、ぼくが小学校を卒業する前だ。 こういうのは価値があるのだろうか? しかし、定価230円というのは安い。 この間買った『バガボンド』の25巻が税込み550円だったから、今は倍近くになっている。
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