昨日に引き続き足が痛い。 そのため今日は、毎日参拝している神社には車で行った。 朝、嫁ブーから「何も痛い足を引きずってまで神社に行くことはないやん」と言われたが、願掛けしているので、これだけは欠かすことが出来ない。
その神社通い、ある人から「神社には午前中に行ったほうがいい、午後からだと願掛けの効果がない」と聞いたため、午前中にすますように心がけている。 だが、あくまでもそれは心がけだけである。 実際は、神社に着くのはいつも正午を過ぎている。 午前中はいろいろ用があって忙しいのだ。 最初のうちは「これでは効果がない」と思っていたが、よく考えてみると、正午過ぎならまだ許容範囲なのである。 なぜなら標準時とこちらの時間は約16分の差があるからだ。 つまり、12時16分までに神社に行けば、午前中に行ったことになるのだ。
その神社には参拝の仕方が書いてあって、「軽く一礼。二礼二拍手一礼。軽く一礼」となっている。 これを初めて見たのは十数年前である。 その時「こんな当たり前のことを、何で書く必要があるんやろうか?」と思ったものだった。 宗像大社や太宰府天満宮といった、大手の神社もこのお参りの仕方なので、それが当たり前だと思っていたわけだ。
ところがある時、それが当たり前ではないことを知った。 何年か前に宇佐八幡宮に行った時だった。 周りの参拝客がみな「パン、パン、パン、パン」と四度柏手を打っているではないか。 「おかしいことしよるなあ」と思っていると、そこに「二礼四拍手一礼」するように書かれていたのだ。 そこで皆と同じように四度柏手を打ったのだが、数を間違えそうな気がして、どうもしっくり来なかった。
あとでパンフレットを見てみると、出雲大社もこのやり方らしい。 神社によって参拝の仕方が違うのだそうだ。 例えば伊勢神宮は神職は八拍手するらしい。 四拍手でも数を間違えそうになったくらいだから、八拍手だとぼくなら確実に間違えてしまうだろう。
さて、明日は七五三である。 ということは、参拝客が多くなるということである。 困ったなあ…。 いや、別に参拝客が多くてもいいのだが、お祓いを受けている人がいると困るのだ。 前に参拝に行った時に、お七夜のお祓いを受けている人がいた。 その神社は本殿が狭いものだから、殿上のイスがお賽銭入れのところに並べてある。 そこに座ってお祓いを受けていたので、ぼくはその人のお尻を拝んでいる格好になってしまったのだ。 せっかく拝むのだから、人のお尻ではなく神様を拝みたい。 明日は、なるべく朝早く行くことにしよう。
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