| 2006年11月11日(土) |
フォークリフトの資格が無効になった |
今日の朝刊を見てびっくりした。 何と、昨年苦労して取得した、フォークリフトの資格が無効になったのだ。 その資格は新日鐵で受講して取得したのだが、今回の無効はその新日鐵の不手際から起きたらしく、そこで取得した人全員の資格が取り上げられたらしい。
新聞では「指導者の資格をもつ講師が立ち会わずに、実技講習を行っていた」となっている。 あの時講習場で「下手くそっ!」だとか「おまえはもう受けるなっ!」などと、さんざん悪態をついていたおっさんは指導者の資格を持っていなかったのだろうか? こちらも相手が正規の講師と思っているからこそ、我慢していたのだ。 もしそれが偽講師だったとしたら、叱られ損だったということになる。
それもこれも、新日鐵という企業の体質からきているのだ。 「新日鐵のやることはすべて正しい」という思い上がりが、こういう事態を招くわけだ。
新日鐵には、そこの社員というだけで尊大に構えている輩がけっこう多くいるらしい。 新日鐵の関連会社に勤めている知り合いがいるのだが、その人は新日鐵の社員から「誰のおかげで飯が食えると思っとるんか?」と言われたことがあるという。 また、新日鐵社員とトラブルを起こした際、その新日鐵マンから「おまえのところのトップは、うちから行った○○さんやったのう。言いつけてやるぞ」とも言われたという。
「鉄は国なり」の時代はとうの昔に終わっているのだから、そろそろそこに勤める社員も考え方を改めないと、世間から反感を買うことになるだろう。 こちらのシルバー人材センターで、一番役に立たないのは、新日鐵のOBだと言われている。 とにかく能書きが多く、動こうとしないのだそうだ。 会社は、偽講師を使って資格を取らせる暇があったら、世間に適応する社員の育成をすべきである。
それはそうと、ぼくは持っている四つの資格のうち一つを失ってしまったわけだ。 まあ、これから先、おそらく必要とならない資格だから、なきゃないでもいいのだが、履歴書の資格・特技の欄が一行空いてしまうのはちょっと寂しい。
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