昨日、起業祭から帰ってきてからしばらく寝ていたのだが、目が覚めてみるとどうも右肩の調子がおかしい。 腕を回すと「コキコキ」言うのだ。 こういう状態になった時は、決まって痛くなる。
異変に気がついてから2時間後、予想通り肩は痛くなった。 こうなると腕が上にあがらない。 歩く時にはうまく腕を振れなくなるし、車をバックさせる時にはうまくハンドルを切れなくなる。 また、衣服を着たり脱いだりする時も非常に苦労する。
五十肩? いや、これは五十肩の症状ではない。 五十肩の場合は腕が後ろに回らなくなる。 だが、今回は後ろは大丈夫なのだ。 痛み方も、五十肩の場合は肩が抜けるような痛さだが、今回は筋を痛めたような痛さである。 ということで、おそらく今回の痛みは四十肩のものだと思う。
五十肩といえば、昨年の春から今年の春にかけて、ぼくは五十肩に悩まされている。 腕が後ろに回らないだけではなく、例えば壁などに腕が触れただけで肩に激痛が走ることもあった。 必死に痛みに耐えながら、腕を回したり、筋力トレーニングをやったりしてリハビリをやっていたのだが、なかなか治らなかった。 ようやく治ったのを自覚したのが今年の5月、それも会社を辞める直前だった。 倉庫に移った端はまだ痛かったから、倉庫の仕事が五十肩を治してくれたのだろう。 そう考えてみると、神様は粋な人事を施してくれたのだ。
さて、四十肩だとすると、さほど痛みは続かないだろう。 これまでの経験からすると、長くても三日もすれば治ってしまう。 しかし、三日も痛い思いはしたくない。 そこで、リハビリをすることにした。 こういう場合、鉄アレイのような重い物を持って、肩を動かすとすぐに治ると聞いたことがあるので、それを実践してみることにした。
ところが結果は最悪だった。 痛みがひどくなり、体を横にしても肩が疼くのだ。 しかもその痛みで気分まで悪くなる有様だった。 しかたなく昨日は早めに寝ることにした。 就寝前は歯を磨くことすら出来なかった。
朝になっても痛みは続いた。 だが、昨夜ほどではなかった。 気分の悪さも治まっている。 そこで、例のごとくウォーキングに出かけた。 しかし、痛みが完全に治まったわけではなかった。 腕を振ると、やはり痛みが走る。 そのため腕の振り方がチグハグになってしまった。
今はというと、何とか痛みは治まっている。 肩の「コキコキ」もなくなった。 まだ少し違和感は残っているが、これは昨日の鉄アレイの後遺症であるから気にはならない。 この調子だと、おそらく明日には完治するだろうから、今日は何もせずに寝ることにする。
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