昼間、半袖を着て歩き回っているのを考えると嘘のようだが、ぼくは夜間、すでに半纏を羽織っている。 天気予報で「この時期は気温の変化が激しいので、衣服の調整が必要」と言っていたのを聞いて、さっそく行李から引っ張り出して着ているのだ。 例年だと11月の後半ぐらいから着始めるから、1ヶ月以上も早く半纏のお世話になっているわけだ。 おかげで体が冷えることがなくなった。 毎年この時期に体調を崩していたが、今年はそれがない。
とはいえ、いいことばかりではない。 体が冷えないのをいいことに、どこででも寝てしまうのだ。 まあ、だからといって風邪を引いたりするわけではないが、板張りなどで寝るために、起きた時に体の節々が痛かったりする。 これはきっと、下が堅いためにスムーズに寝返りが打てないせいだろう。
寝ころぶ場所で一番多いのは、テレビの置いてあるリビングである。 寝ころんでテレビを見ながら寝てしまうわけだが、そのためにテレビや照明といった電気類の消し忘れが多くなっている。 嫁ブーが消せば問題ないのだが、彼女もまたテレビを見ながら寝てしまう口なのだ。
実は、今日の日記は朝の6時半から書いている。 なぜそんなに遅くなったのかというと、テレビを見ながら寝てしまったからである。 たぶん眠りに就いたのは12時を過ぎた頃だと思うが、それから6時過ぎ目が覚めるまで、リビングのテレビと照明、及びぼくの部屋のパソコンと照明はつきっぱなしだった。 ということで、この時期の我が家は、無駄に電気を消費する家庭になっている。
半纏を着なければ、こういうこともなくなるのだろうが、もう癖になってしまっているので、それは難しい。 「ま、風邪を引くよりはいいや」と割り切るしかないか。
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