6月21日、あるサーバーで『夢見頃』というブログを始めた。 こことは趣の違った記事を書いていこうと思ったわけである。 当初ここと同じくらいの文字数を書くつもりでいたので、毎日の更新は難しいと思い、二日に一編ペースで書くことにした。 最初のうちは好調だった。 場所を変えると、こうも違うものかと思ったものだった。
ところがである。 三編書いたあと、まったくネタが浮かばなくなってしまった。 「何か書かなくては」という思いがプレッシャーにつながる。 そうこうしているうちに、約束の二日目が過ぎた。 しかし三日目ならまだ取り返しがつくと思って臨んだのだが、やはりネタは浮かばない。 そうこうしているうちに四日目になった。 そして五日目にさしかかった頃、やる気をなくした。
だが、心の中にわずかながら、「何か書かなくては」という気持ちが残っていた。 その気持ちが、五日後、つまり三編目を書いてから十日後に記事を書かせた。 だが、これが限界だった。 書き終えたあと、心の中でもう一人のぼくが「やーめた」とつぶやいたのだ。 それで更新はしなくなった。
一度更新しなくなると、そのブログがどうでもいいように思えてきた。 また、メインブログにいろいろなものを貼り付けて不具合がおきてしまったため、移転せざるをえなくなり、いろいろ手間のかかる作業を強いられた。 そのため、そのブログの存在を完全に忘れてしまったのだ。
ようやくブログの存在を思い出したのが三日前だった。 サーバーからメール(定期的なメールマガジン。これまでも来ていたが、見たことはなかった)が届いたのだ。 「あ、そういえば、こういうブログも作っていた」 さっそくブログを訪れてみると、訪問者の訪れることがないままに、それはポツンと置かれていた。
このままでは、サーバーにも悪いと思い、さっそく『終了予告』なる記事を書き、今日解約の手続きをとったのだった。
ということで、せっかく書いた記事だから、今日から数日、ここに転記していこうと思っている。 まず今日は、プロフィールからです。
高校の頃に作詞や作曲を始め、以来ずっとそのプロになる夢を持ち続け、上京したり、レコード会社に売り込みに行ったりしたのだが、結局だめで、普通に就職。しかしいまだ夢が覚めやらず、悶々とした日々を過ごす40代男子です。人はぼくを「夢見るバカ」と言います。 あ、北九州人です。
|