頑張る40代!plus

2006年07月30日(日) 夏を満喫する

「えーっ、もう30日なのか!?」という感じである。
今のようなのんびりとした変化のない毎日を送っていると、日のたつのが本当に早く感じる。
とはいうものの、社会に出てからずっと憧れていた、夏を満喫する生活を送ることは出来ている。

とにかく、東京からこちらに戻って来てから26年間、夏といえばいつもエアコン商戦に追われていたから、まったく夏を満喫することができなかったのだ。

20代の頃は、夏になるといつも「海に行きたい」と思っていた。
しかし、エアコン商戦の真っ只中で休むわけにはいかない。
もし「海に行きたいので休みます」などと言おうものなら、「他の人が休まずに頑張っているのに、何を馬鹿なことを言いよるんか。この商戦が終わるまで我慢せ」と返されるのがオチである。

だが、エアコン商戦が終わった頃には、もう海のシーズンも終わっている。
そこで「せめては山へ…」と思ってはみるのだが、休みなしで働いたために、疲れがたまっしまっている。
そのために体が言うことをきかない。
結局、何もしないままに夏は終わってしまうのだった。

ぼくが沖縄を好きなのは、実はそういう経験が元にあるのだ。
つまり、沖縄ならエアコン商戦が終わってからでも、充分に夏を満喫出来るという理由からである。

しかし、そう考えていたのは、ぼくだけではなかった。
他の人もそう考えていたのだ。
なぜなら、社員旅行の行き先アンケートをとると、いつも沖縄がダントツで一位だった。
そのために、3年続けて社員旅行が沖縄になってしまったのだ。
しかも、その次の年はサイパンだった(ぼくは行ってない)のだから、皆いよいよ夏に飢えていたのだろう。

ま、そういうこともあって、今、充分に夏を満喫させてもらっている。
7月に入ってから、海にはもう五度も行ってきた。
もちろん泳ぎはしない。
基本的に泳ぐのは好きではないからだ。
それに、今のぼくは、海パン一丁で到底耐えられる体型をしていない。
というわけで、端から見るだけである。
だが、目一杯太陽の光を浴び、砂の熱さをかみしめるだけでも、充分に海水浴気分だ。

おそらく来年からは、これまで以上に忙しくなるだろうから、夏満喫イヤーは今年だけかもしれない。
充分に楽しんでおきたい。


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