以前から「音声ブログ」というのが気になっている。 まあ、ぼくは『ショートホープブルース♪』という、一種の音声ブログをやっているわけだが、あれはあくまでも歌である。 そうではなくて、日記やエッセイを声に出してやってみるということだ。 ところが、ぼくがそれをやった場合、わりと低い声だし、かといって魅力ある声というわけでもない。 そのため、聞き映えのしない、つまらないものになると思われる。 もし、それでもやろうとするなら、単なる朗読ではだめだということになる。 しゃべりかたを変えてみるとか、方言を入れてみるとかして、特徴あるものにしなければならないだろう。
例えば、『モリタ君』をやる場合、モリタ君の声を真似てやらないと雰囲気が出ない。 だが、モリタ君を知らない人が聞くわけだから、それでは白けてしまう。 そこで、解説やらアドリブやらを入れてやることになるだろうが、それが難しい。 普段なら何でもないのだが、いざ録音するとなると、どうしても構えてしまう。 そのため声に力みが出てしまい、微妙な言い回しが出来なくなるのだ。 そうなると、伝えたいものが伝わらなくなる。
これまで、そういうことを考えていたので出来なかったのだ。 しかし、「音声ブログ」というものがある以上、やってみたい。 ということで、これから試行錯誤しながらもやってみることにする。 やってみると面白いものかもしれないし、そこで新たな表現法が見つかるかもしれない。
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