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2006年05月23日(火) 大月祥馬

一昨日のことだが、目が覚める直前の夢に、大月祥馬という名前が出てきた。
どこかで聞いたか見たかしたことがある名前なのだが、どこで聞いたのかどこで
見たのかを思い出せない。
大月祥馬というのは、えらく侍くさい名前である。
ということで、目を覚ましてから、歴史上の人物の名前を当たってみた。
だが、そういう名前は出てこない。

「もしかして」と思い、古いノートをめくってみた。
昔、小説まがいのものを書いていたことがあるのだ。
その時の登場人物の名前か、と思ったである。
が、大月祥馬などという名前はどこにもなかった。

さて、そうなると、大月祥馬が気になってならない。
古い時代の記憶なのか、最近の記憶なのかも定かではない。
しかし、その名前を探そうにも、どこを探していいのかがわからない。

「ここでわかるわけないとは思うけど…」と思いながら最後に当たってみたのが、インターネットでの検索だった。
ところがである。
何とあるではないか。
大月祥馬、それは手塚治虫の『シュマリ』というマンガの登場人物の一人であった。
『シュマリ』とは明治期、混乱の北海道を生き抜いた快男児の話で、ぼくはそれを読んでその生き方に憧れたものだった。
それにあやかって、ハンドルネームに使用したこともあるのだ。

で、大月祥馬というのがどういう男なのかというと、シュマリの妻を奪って北海道に逃げたヤツである。
シュマリはそれを追いかけて、北海道に来たわけだ。
何がともあれ、大月祥馬というのは悪い男なのだ。
いくらシュマリに非があろうとも、人妻を奪ったのだから。

ところで、ぼくに夢に、何でこういう悪い男の名前が出てきたのだろうか。
もしかして、ぼくの潜在意識の中に、人妻に対する憧れでもあるのだろうか?
…うーん、それは考えられない。
今ぼくは、将来のこととブログで手一杯だからである。
毎日毎日、会社を辞めたいとか、今日のネタとか考えている男のどこに人妻の入り込む隙があるだろうか。

ということは、嫁ブーのほうか。
嫁ブーに忍び寄る男の影。
…うーん、これも考えにくい。
仮に嫁ブーに手を出したら、大変なことになりますよ。
何せ、料理が出来ないんだから。(笑)

案外、大月祥馬という名前は、何となくカッコいい名前ということで、ぼくの潜在意識の中に記憶されていただけなのかもしれない。
姓名判断でも、いい名前のようだし。
まさか、守護霊が「ハンドルネームをこれにしろ」と言っているのだろうか?
嫌である。


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