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2005年12月12日(月) 女を捨ててない人

この間嫁ブーが女を捨てていると書いたが、それを読んだパートさんが「女捨ててない人がおるよ」と言っていた。
話を聞いてみると、パートさんのご主人の同僚に、結婚以来奥さんの素顔を見たことがない人がいるらしいのだ。
つまり、いつも化粧しているということである。
「ね、その奥さん、女を捨ててないやろ?」

ここでぼくは、よからぬ想像をする。
おそらくその夫婦は、家族風呂に入ったことがないに違いない。
もしあったとすると、奥さんは入浴前に、顔を洗っても化粧が落ちないように念入りに化粧をしていたはずだ。

一人で風呂に入る時はどうしているのだろうか?
うちのように「おい、アレはどこにあるんか?」と言って、風呂の扉を開けられるようなことはないのだろうか?
まあ、ご主人は素顔を見たことがないと言っているのだから、きっとご主人は、ぼくと違って真面目な人なのだろう。
それか、奥さんは一人で風呂に入る時にも、やはり念入りに化粧をしているのだろう。

寝る時も素顔を見せないのだから、寝る前にも念入りに化粧をしていることだろう。
もしくは、ご主人が寝入った後に寝て、ご主人が起きる前に起きているのだろう。
もし寝化粧をしているとすれば、ファンデーションや口紅が付きまくって布団の汚れはすごいだろう。
ぼくがそういう布団で寝たら、過敏に反応してしまって、すぐに鼻炎になってしまうだろう。
その奥さんの鼻の粘膜は、相当に強いに違いない。

風呂に入る時や、寝る時にも化粧をしているとすれば、終日化粧をしていることになる。
これでは皮膚呼吸が出来ないではないか。
その奥さんは、きっと健康を害しているに違いない。

また、奥さんは深刻な肌荒れに悩んでいるかもしれない。
毛穴の中にたまった化粧が、すでに角質化していて、きっと岩のような肌触りになっていることだろう。

そうそう、一日中化粧をしているのだから、食事時も口紅を付けているのだろう。
ということは、箸やスプーンやフォーク、それにコップやグラスは口紅だらけだろう。
こんな食器で食べたくない。
また、口紅のせいで、食べ物の本当の味がわからなくなっていることだろう。

いずれにしても、こういう話を聞くと、興味は沸くものの、後に気分が悪くなってしまう。
前に、ご主人に生脚を見せない奥さんの話を聞いたことがある。
風呂に入っている時以外は、いつもストッキングをはいているというのだ。
当然足は臭くなっているだろうし、足の裏は蒸れて酷いことになっているだろう。

ホント世の中にはいろいろな人がいるものである。
しかし、こういった人たちを紹介されて、『女を捨ててないやろ』と言われてもねえ…。
確かに、そういう人たちは女を捨ててないかもしれない。
が、その前に人間を捨てていると思うのだが。


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