頑張る40代!plus

2005年10月12日(水) 10月12日

【プレーオフ第2ステージ第一戦】
8月中旬頃から、ずっとこんな試合を見せつけられている。
いったい、シーズン前半に見せた、勝負を一気に決めるあの猛打線はどこに行ったんだろう。
実に歯がゆい。

確かに、第1ステージを連勝で制したマリーンズに勢いはあった。
だが、こういう短期決戦を何度も戦った経験のあるホークスのほうに分がある、と、ぼくは踏んでいた。
おそらくマリーンズの若手選手が、プレッシャーを感じているんじゃないかと思ったわけだ。
しかし、その期待は裏切られた。
逆にホークスの選手のほうが、プレッシャーを感じてしまったようなのだ。
どういうプレッシャーかというと、経験の重圧である。
経験の豊富さが、ここ一番のところで力みを生み、拙攻を繰り返したというわけだ。

杉内で落とした、ホークスのショックは大きい。
もしかしたら明日の斉藤も、連鎖反応でガタガタと行くかもしれない。
昨年に続いて、またしてもプレーオフに泣くのだろうか?
いや、そうは思わない。
ただ、そうならないために、心がけなければならないことがある。
それは、『常勝軍団』だとか『リーグ1位通過』などというプライドは捨てる、ということだ。
そういうプライドが、「何が何でも勝たなくては」という心構えを生む。
その心構えが、一つ一つのプレーを縛りつけるわけだ。

では、どういう心構えで戦えばいいのかというと、それは「謙虚にチャレンジャーに徹する」ということだ。
「負けて元々」という気持ちが余裕を生むのだ。
その余裕こそが、力みを解放する唯一の手段である。
気楽な気持ちで、このプレーオフをロッテの選手以上に楽しんで欲しいものである。
自ずと結果はついてくるだろう。


【風をあつめて】
午前中、配達に行った。
その帰りのことだった。
ラジオから、ハッピーエンドの『風をあつめて』という歌が流れてきた。
そののんびりとした曲調に浸っていると、突然19歳の頃の心の風景がよみがえった。
つまり、心がタイムスリップしたというわけだ。

ぼくは今47歳だから、19歳というと28年前である。
その時、ぼくは何をやっていたのかというと、長い浪人時代の真っ最中だった。
奇しくも今日は、その頃やっていたアルバイトの最終日だった。
その時も、空は今日のように青かった。

あの頃は不遇な時期だったにもかかわらず、夢だけは人一倍持っていた。
『生活』『資金繰り』『リストラ』…、こういうことばかり考えている今とは、大違いである。

しかし、なぜ今19歳の頃なのだろう。
もしかしたら、運命が、ぼくの心をその原点である19歳の頃に戻して、自分を見つめ直せと言っているのかもしれない。
ということは、ぼくは今、人生の岐路に立たされているということになる。


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