昨日の日記が遅れたのは、何も嫁ブーの帰りが遅かったからだけではない。 もうひとつ理由があったのだ。 それは選挙速報を見ていたからである。
会社帰り、すでに速報がメールで届いていたので自民圧勝は知っていた。 が、それはあくまでも全国の流れであって、細かい選挙区のことまではわからない。 そこで家に帰ってから、じっくりと我が選挙区の行方を見守ることにした。
家に帰ってテレビをつけると、すでに福岡県内のほとんどの選挙区で当確が出ていた。 麻生、山拓、鳩山といった著名な政治家が次々と名を連ねている。 だが、我が選挙区はまだ決まってなかった。 我が選挙区は、いわゆる都市部ということになるのか、昔は民社、今は民主の力が強い地区である。 そのため、いかに小泉旋風が吹き荒れようとも、他の選挙区のように、すんなり自民で決まらないのだろう。
ということで、ぼくは、風呂に入ることも忘れ、食事をとることも忘れて、ずっとテレビを見ていた。 そして午後11時を過ぎたころ、ようやく結果が出た。 自民の勝ちだった。 開票終了時には1万5千票の差がついていた。
さて今回の選挙だが、終わってみれば自民単独で過半数を大きく上回っていた。 これについて報道はいろいろと分析している。 小泉さんの選挙のやり方が上手かっただとか、野党の取り組みが遅かっただとかである。 が、ぼくの周りでは、そんな理由で自民を入れている人はいなかった。 みな一様に、「小泉さんになってから、何もいいことがない」と言いながらも自民に投票しているのだ。 何でそうしたのかというと、消去法をやったからだという。 つまり、「岡田の顔が好かん」、「共産はどうも…」、「新党って何?」、「社民はカルト」とやっていった結果、最後に自民が残ったというのだ。
ま、こんなもんだろう。
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