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2005年03月23日(水) 地震関連

【余震】
3月20日午前10時53分に最初の地震が起きてから、今日3月23日までにぼくの携帯に入った余震情報の数は、38回(ダブりは除く)だった。
内訳は、震度4が1回、震度3が6回、震度2が9回、震度1が22回である。
もちろんこの震度は、今回の地震で有名になった玄界島の数字である。
そのうち、その玄界島からおよそ50キロ離れた北九州市に住んでいるぼくが、体に感じた余震の回数は3回だった。
震度3以上の余震はこちらでも揺れていると思うのだが、その数に満たないのは、その時車の運転をしていたり、寝ていたりして気づかなかったのだろう。


【取引先の被害状況】
さて、ぼくが勤める会社の、取引先の多くは福岡市内に営業所を構えているところが多い。
そこで、今日いくつかのセールスの人に電話をかけて、被害状況を聞いてみた。
「倒壊とか火事にはならなかったけど、荷物や書類が事務所中に散らばって、もう無茶苦茶でした」
ぼくが電話をかけた、ほとんどの営業所がそういう状況だった。
展示物が2,3個落ちた程度ですんだこちらと比べると、かなりひどい状況だと言えるだろう。
言うまでもなく、震源地に近い場所のほうが、やはり被害が大きいようだ。
またセールス個人にもそのことを尋ねてみたが、壁にひびが入ったとか、風呂がやられて入れない状態にあるとかいった状況らしい。
「ふーん、やっぱりそちらのほうが大変やったんやね」
「はい。ところでしんたさんのところはどうでしたか?そちらも揺れたんでしょ?」
「立っておれんような揺れ方やったよ」
「そうですか?じゃあ、被害もけっこうあったんでしょうね?」
「幸い揺れ方がよかったのか、被害は少なくてすんだよ」
「それはよかった。で、家のほうは?」
「えっ、うち?」
「はい。立っておれんような揺れ方だったんだから、タンスの上とかから物が落ちてきてたんじゃないですか?」
「・・・。あ、お客さんがきた。またねー」
そうぼくは嘘を言って、電話を切った。
壁や風呂に被害が出ている人を前にして、さすがに「被害はドラえもん一匹」とは言えなかった。


【防災グッズ】
ニュースでも言っていたが、今県内のホームセンターなどで防災グッズが売れているという。
ということなので、うちの店も売れている。
担当者に聞くと、一番売れているのは家具の転倒防止具なのだそうだ。
なるほどそうだろう。
家のことに疎いこのぼくでさえも、地震の後、家具の転倒を心配をしたくらいなのだから、誰もがまずそれを買うだろう。
ぼくは、その日の夕方にそれを買おうと売り場に行ってみたのだが、すでに完売していた。
今度いつ入るか聞いてみたのだが、未定だということ。
間もなく震度5弱程度の余震がくるらしい。
それまでに入荷してくれればいいのだが。


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