【淡いカルピス】 今日プレイヤーズ王国で、新しく『淡いカルピス』を公開した。 21歳の頃に作った歌で、その頃作っていた四畳半的な青春歌謡の歌詞とは、まったく異なった歌詞になっている。 昨年の5月23日の日記にもこの歌詞のことを書いているが、これは子守歌なのだ。 実は、この歌詞は、その頃読んでいたヴェルレーヌの詩『叡智』を下地にしている。 だからこそ、四畳半的な歌詞にはならなかったのである。
【社長は生きていた】 5月14日の日記で、「K商店の社長が死んだ」という噂が広まったということを書いたが、今日その社長がやって来た。 もし、日記を読んでいたらバツが悪い。 そこで、こちらから声をかけて様子を見てみた。 「あ、社長、こんにちは。ちゃんと生きとるやないですか」 「え?生きてますよ。何かあったんですか?」 どうやら日記は読んでなかったようだ。 「いや、会長が亡くなったでしょう」 「ああ」 「それを社長と勘違いしていたみたいで、何人かの人から『社長が死んだ』と聞きましたよ」 「そうなんですか」 「きっと、社長と会長の名前を間違えたんでしょうね」 「ああ、一字付け足した名前やけねえ」 「まあ、一度死んだ人は長生きすると言うけ、社長は長生きするでしょうね」 と、いちおうヨイショしておいた。
【報道規制】 その後、「売れんですねえ」と、いつものように仕事の話をしている時だった。 突然社長が、「この間、新聞記者と食事することがあってねえ。その時出た話なんやけど…」と言った。 「先日、○○の問題発言があったやろ」 「ああ、ありましたねえ。でもあれ、どういう意味か、よくわからんのですけど」 「そうやろ。わたしもわからんかった。でも、記者からそのことを聞いて納得した」 「そうなんですか」 「実はねえ、××さんは●●したらしいんよ」 「ええっ!?本当ですか?」 「うん。マスコミはみんな知っとるよ」 「新聞や週刊誌見ても、そんなことどこにも書いてないじゃないですか」 「報道規制」 「ああ、なるほど。しかし、それならあの○○の発言も納得いきますねえ」 「そうやろ」 「おれでも、同じ立場ならああ言いますよ」 「うん」
ということで、ぼくの疑問は解けた。 つまり、××が●●したので、それに腹を立てた○○が、問題発言をしたというわけだ。 「○○」「××」「●●」に名前や言葉を入れたら、この日記を読んでいる方も何のことか納得してもらえると思う。 が、何せ報道規制が敷かれているのである。 ぼくには、これ以上言うことが出来ない。
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