君が北国に行くのなら 風が強く吹きつのる国境の町に 一人の女性を訪ねてほしい 彼女はかつて、ぼくの恋人だった人なんだ
もし吹雪の中を行くのなら 夏の遠ざかった町で 彼女が寒い思いをしていないか それを見てきてほしい
長い髪はそのままにしてあるんだろうか 今でも胸の辺りまで伸ばしているんだろうか 教えてほしい ぼくの知っている彼女かどうか
ぼくのことを忘れないでいてくれているんだろうか いつもぼくは彼女のことを祈っている 星もない闇夜の中で 照りつける日差しの中で
だから君が北国に行くのなら 風が強く吹きつのる国境の町に 一人の女性を訪ねてほしい 彼女はかつて、ぼくの恋人だった人なんだ
(ボブ・ディラン『北国の少女』)
いつだったか、店内のBGMにいつもビートルズがかかっているのでもう飽きた、と書いたことがある。 現在、それがどうなっているのか。 ぼくが勝手にチャンネルをいじくって、毎日クラシカル・ロックがかかるようにした。 まあ、これで、時折ビートルズはかかるものの、60〜70年代の洋楽が中心にかかるようになった。
レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、クリーム、イエス、ザ・バンド…、ぼくが小学校高学年から高校にかけて聞いていた音楽が、毎日ガンガン鳴っているのだ。 おかげで、職場での精神状態は上々である。
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