| 2003年04月12日(土) |
『せっかくだから、お昼のグルメツアー!』前編 |
毎日毎日、改装工事中の店の中で頑張っている。 工事の進行が遅いためか、何となくこちらの進行もはかどらないでいる。 最初のうちこそ、早く帰れるので喜んでいたのだが、最近は店内の空気の汚さから頭が痛くなったり、のどが痛くなったりと、作業の内容よりも環境の悪さからくるストレスで、いささかうんざりしている。
そんな中でも楽しみがないわけではない。 それは昼食である。 普段は弁当を持って行っているのだが、工事期間中は電気・ガス・水道が止まっているため外食することにしている。 工事の始まった頃は近くの食堂で食べていたのだが、いつもいつも同じ味では飽きてしまう。 しかも、値段の割にはおいしくないときている。
このままでは、工事現場の環境と相まって病気になってしまう、と恐れを抱いたぼくは一計を案じた。 そこで考えついたのが、『せっかくだから、お昼のグルメツアー!』作戦である。 せっかく外食するのだから、この際おいしい店に食べに行こうと思ったわけだ。 昼食時間は1時間だから、その時間内で行って、食べて、帰って来られたらいいということになる。 ということは、食事時間を20分とみて、40分で行って帰って来られる食堂を探せばいいのだ。 もちろん、車を使ってである。
では、どこに行こうか。その前に何を食べるか決めておかないとならない。 ラーメン… ぼくが北九州でおいしいと思っているラーメン屋が二軒ある。 その一つがうちの近くにある『東龍軒』である。 ここはスープのコクがいい。 しかし、うちの近くなら、片道25分はかかってしまう。 ということで、『東龍軒』は却下。 もう一つが八幡駅近くにある『珍龍軒』である。 こちらはスープのまろやかさがいい。 ここだと、片道10分圏内だ。 で、ラーメンはここに決定。
チャンポン… これも同じくおいしい店が二軒ある。 一つは前にここで紹介した『峠ラーメン亭』である。 しかし、ここは遠すぎる。 市外なので、片道30分は優にかかってしまう。 ここに行く時は、そちら方面に用がある時だけだ。 もう一つが折尾にある『おおむら亭』である。 会社から折尾まで、25分コースだ。 予約でもして、着いてからすぐに食べないと、時間内に帰ってこれない。 高速を使ってもいいが、そのために高速代往復1000円出すのももったいない。 ここはチェーン店で、うちの会社の近くにもあるということだが、残念ながらぼくはその場所を知らない。 片道20分という制限があるから、探す時間も惜しい。 ということで、今回チャンポンは却下。
お好み焼き… 『美代志』が一番だろう。 エッセイにも書いたが、ぼくが高校時代に通った店である。 高校のそばにあるので、ここなら片道15分はかからない。
カレー… ぼくが「おいしい」、または「おいしいだろう」と思っているカレーの店が3軒ある。 一つ目が、ずいぶん前にこの日記で紹介した『dug』である。 まあ、ここはカレーというより、焼きカレーで有名な店なのだが、ここも遠い。 チャンポン『おおむら亭』のまだ先にある。 もう一軒が、ぼくのうちのそばにある『田舎の日曜日』というレストランである。 「天皇陛下も召し上がったことのあるカレー」というのがウリなのだが、その能書きに負けないほどの味の良さだ。 ローカルのグルメ番組で、『福岡県のカレー屋ベスト100』の中で8位にランクされていたから、ぼくだけが認める味ではない。 しかし、難点は、ここも片道25分以上はかかるということだ。 あと一つが、小倉にある『いーとん』 先の『福岡県のカレー屋ベスト100』の中で、堂々の1位に選ばれた店である。 ここは、会社から10分程度の場所にある。 ただ問題は、それほどの店だから、予約しないとすぐには食べられないのではないか、ということだ。 電話して確かめておかなければならない。
という結果になった。
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