| 2003年01月01日(水) |
明けましておめでとうございます |
昨日の天気予報では、今日は午前中曇っているので、初日の出は見えないと言っていた。 「来年こそは早起きをして、初日を拝もう」と思っていたのだが、その予報を聞いて早起きは止め、元日はゆっくり寝ることにした。
目が覚めたのは、10時過ぎだった。 ぼくは曇り空を想像しながら、カーテンを開けた。 ところが、曇っているはずの空に雲は一つなく、太陽がまぶしいくらいに輝いていた。 案外早起きしていたら、初日の出が拝めたかもしれない。
起きてから、しばらくテレビを見ながら酒を飲んでいたのだが、昼間から酒などを飲むものではない。 すぐに酔いが回り、眠気が差してきた。 寝ようかなと思ったが、そのまま寝てしまうと、頭が痛くなるだろう。 せっかくの休みなのに、頭が痛くなっては面白くない。 ということで、酔い覚ましに外に出ることにした。
さて、どこに行こう。 迷ったあげく、ぼくは初詣に行くことにした。 で、今度は、どの神社に行こうかと迷った。 県内には太宰府・筥崎・宮地嶽・宗像というメジャーな神社があるが、どこに行くにしろ、JRで1時間近くはかかる。 またそういうところは、人がいっぱいいるはずだから、本殿に行くまでに一苦労する。
結局、初詣に選んだのは黒崎の岡田宮だった。 近場も近場である。 家から20分もかからずに着いてしまう。 あまりメジャーな神社ではないが、ここは古事記にも登場している由緒ある神社である。 ちなみに、ぼくのお宮参りや七五三は、この神社でやった。
ところで、元日から初詣に行くのは、何年ぶりのことだろう。 前の会社にいる時は、仕事始めの日に初詣をやっていたから、元日には行ったことがない。 今の会社に入ってからは、人混みを避けるため、7日前後に行くようにしている。 ということは、1980年に太宰府天満宮に行った時以来だ。
あの時は高校時代の同級生二人といっしょだった。 12月31日に、その年に出来たばかりの『黒崎そごう』の前で待ち合わせ、太宰府に向かった。 西鉄の太宰府駅に着いた時には、もう年を越していた。 そこから参道を歩いて天満宮に行くのだが、とにかく人ばかりで先に進まない。 太宰府天満宮は超有名な神社ではあるが、参道は「天神様の細道じゃ〜♪」という童歌のとおりで、それほど広い道ではない。 正月三が日、そこを200万以上の人が歩くのだ。 そのため、本殿にたどり着くまでに、けっこう時間がかかったのを覚えている。
それに比べると、今日は楽だった。 若干人が並んでいたものの、10分ほどで参拝できた。 100円玉を投げ入れて何をお参りしたかというと、「世界人類が平和でありますように」、ではなく、「今年こそ飛翔の年でありますように」だった。 さて、どうやって空を飛ぼうか。
|