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2001年07月06日(金) 魔女狩り

今日のニュースで目を疑うようなことが書かれていた。
コンゴ(旧ザイール)で、先月「魔女狩り」が行われ、約400人が殺害されたという話だ。
魔術を操ったと疑われた住民が「悪魔払い」を呼びかける群集のリンチに遭い、こん棒などで殺されたという。
コンゴは今でも魔術や呪術への信仰が根強いということで、おそらくそこの住民は、むかしの風習に従ったまでなのだろうが、何も21世紀の世の中に持ち込まなくてもねえ。
「魔女狩り」といえば、中世ヨーロッパの遺物じゃないか。
まだやっている国があったとは。
やはり世界は広い。

それにしても信仰というのは、心の安らぎを得られるが、集団化するとこれほど危険なものはない。
わが国は「魔女狩り」というものはなかったと思うが、いわゆる「宗教戦争」というのはあった。
「一向一揆」や「島原の乱」というのがこれに当てはまる。
「一向一揆」は、「戦死すれば極楽浄土に行ける」と言って信者を煽ったという。
もちろん無知な信者は、ありがたがって命を落としている。
大東亜戦争でも似たような一面はあった。
ぼくは常々、宗教団体というのは自分勝手な思い込み集団だと思っている。
一般社会に適応できないのか、いつも周りとトラブルばかりおこしている。
本人たちが「善かれ」と思ってやっている集団の「お題目」も、傍からすればただの「騒音」に過ぎない。
そういうのは、人のいないところでやってもらいたいものだ。

さて「魔女狩り」だが、魔女かどうかは知らないけど、魔女らしき人というのはけっこういますよね。
・勝手な思い込みで人殺しをする人。
・ありもしないことを触れ回って世の中を騒がせる人。
・しつこく嫌がらせばかりやる人。
こういうのも一種の魔女ですよね。
こういう魔女の場合、どう対処したらいいんだろう?
まさかこの国で「魔女狩り」をするわけもいかないだろう。
いっそコンゴにでも行ってもらうか。


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