毒入りストロベリィ/よゐ子
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カンキンニッキ■2001年07月11日(水)
晴れ
朝食を持っていくが、全く手をつけようとしない。 このままでは身体を壊してしまうと思って、無理矢理昼食を食べさせようとしたら、足でひっくり返される。 その瞬間の俺の顔を見て、酷く済まなそうな顔になる。 そして、小さな声で『ゴメン、』と呟いた。 囁くようなその声は、その顔に似合ってとても優しく綺麗だった。 そのせいか、夕食は大人しく食べてくれた。 食べ終わってからの『ごちそうさま』という言葉に満足する。 料理には自信がある。これでこれからも食事を摂ってくれるといいのだけれど。
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