スナックおのれ
毛。



 「恋愛ごっこ。」

かつて、「恋愛ごっこ。」と言う名の、なんだか日記とも小説ともエッセイとも判別のつかない文章を書いていた時がありました。ちなみに「恋愛ごっこ。」の説明書きは『リアルタイム小説』。その名の通り、小説でありながらまさしく自分自身に巻き起こっていることをことこまかに書いてやろうという試みでした。最初は、ひとりよがりにただ書き綴る短い文章でしたが、後半、突然、爆発的に書く試みを始め、結局60ページにも及ぶものを書き上げました。内容は、とある人との恋愛のすべて。あまりにも浮かれきった自分自身を、第三者から見つめ、落ち着かせよう、そう考えた事を覚えています。それまで私はプライベートというか、そういった自分の「女」の部分とか「一個人の純然たる心」の部分を書くことはなく、非常に思いきって書いたことを覚えています。
以前、私は文章を書くことに決別をしたことがありました。本当にあの頃は大嫌いだったし、もう一生書くまい、そう思っていました。けれど、また私がこうして「書く」ことに執着していられるのは、「恋愛ごっこ。」のおかげだったと言えます。今、見るとこりゃ恥ずかしいな、という部分もありますが、その丁寧に書くことへの精神は、本当に貴重な体験だったと思います。いつかまた、そんなものが書きたいな、素直にそう思います。なーんて、ことを私が使っているもうひとつの日記サイトデンパンを見ていて思いました。だって、別の人が同じ題名(こちらはカギカッコなしの題名)で小説書いてたんだもん。心の中で、私のほうが勝ってる、そんなことを思いましたけれども、相手は中学生でした。私って、大馬鹿・・・。

2004年05月11日(火)
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