スナックおのれ
毛。



 そろそろ香水をつけてみようか。

香水を付ける意味がさっぱりわからなかった私。もともと、「におい」というものがとても苦手で、エレベーターなんかできつく香水を付けている人がいると、ウッときてしまう。電車のホームなんかでも、少しきつい人がいれば、くしゃみをひとつ。そんなんでした。特に日本人は、体臭がきついってわけじゃないから、その有用性がさっぱりわからない。けれど、わりといるでしょ?香水を付けている人。間違って、多くつけ過ぎちゃう人もいるけれど、うまく付き合ってるなあ、って思う人もいるって、最近、やっと気付き始めました。それは、ちょっと近づいた時に、ほのかに香るようなそんなつけ方。もちろん、通った後に道しるべのようになる感じまでつけちゃう人は、前者なので論外です。近づいた時にやっと気付くような香りをつけている人。それはとても素敵だと思うんですよね。
香水は、なりたい自分の香りなのかもしれない、と最近、私は思い始めました。ふとした瞬間に、自分から立ち上る香りで、背筋をシャンと伸ばしたり、どうどうとかっこよく歩けてみたり、そんなきっかけを与えてくれるもんなのかな、と思うんです。もしかしたら、香水って持ち歩く「アロマテラピー」なのかしら。
そう考えてから、私も香水をつけてみたくなりました。もちろん、なりたい自分がつけているようなそんな香りです。まだ「なりたい自分」自体があまり想像はつきませんけれど、なんとなく、香水の香りを探しているうちに、ほんのちょっぴり見えてきそう。当然、つけすぎはなりません。だって、私にとって香水は、他者へのアピールではなく、自分へのアピールなのですから。

2003年11月04日(火)
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